8/2相場分析(2021年)

相場分析

金曜日は7月最終日ということで欧州の交換から米ドル買いがありましたね。週明け、米ドル買いが落ち着けば、ドルストレートのいい押し目になると思います。早速チャートを見ていきましょう。

ドルインデックス(DXY)

昨日はちょうど4時間足の移動平均帯の下限で米ドル買いがあったようです。一気に中間線まで上昇し、その後で下落を再開しているようです。月末の米ドル買いも少し落ち着いたように見えます。ここから下落再開となる可能性が高そうです。

EURUSD

日足は下向きです。金曜日は1週間ぶりの陰線となりましたが中間線で支えられており、このままもう少し上昇してきそうに見えます。

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。金曜日は月末の米ドル買いで一時的に急落しましたが、日足の中間線と4時間足の中間線がある1.185あたりで支えられて上昇に転じているようです。これまでの流れからみると、もうしばらく上昇しそうに見えます。一旦の目標は1.192付近にある4時間足の移動平均帯上限かなと考えています。

15分足は上向きです。金曜日は米ドル買い戻しで一気に下げましたが、15分足移動平均帯下限付近でもみ合った後、上昇に転じています。上位足の状況も踏まえ、ロングに優位性があると考えています。

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.52まで急上昇しています。ただし、値段の下げ幅は限定医的で、EURUSDは上昇しやすく下げにくい環境に見えます。米ドル買いがこのまま落ち着くようであればここが押し目となって上昇してくるかなと思っています。

日足:下、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上

USDJPY

日足は上向きです。金曜日は米ドル買いの影響で陽線となりましたが、中間線に阻まれているように見えます。109.3付近にサポートがありそうなのでどちらかに抜けるまでははっきりしない値動きが続くかもしれません。

4時間足、1時間足はともに下向きです。金曜日は米ドル買いで上昇したものの日足の中間線と4時間足中間線が重なる109.8で上値を押さえられているように見えます。高値安値の切り下げが続いており、ここが戻り売りのタイミングになったように見えます。短期的には109.3あたりまでのショートが良さそうに見えます。

15分足は上向きです。1時間足レベルでは下降トレンドが発生していますので、15分足の移動平均帯下限を下抜けするのか、注目です。

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.40まで下がっています。月末のポジション調整が終わって上昇が再開しそうな雰囲気です。USDJPYのショートのほうが優位性はありそうです。

日足:上、4時間足:下、1時間足:下、15分足:上

GBPUSD

日足は上向きです。金曜日は米ドル売りもあって陰線となりました。移動平均帯の上限と意識されている1.40の水平線で押さえられた格好です。日足の中間線あたりまで押してくる可能性はありそうですが、基本的には上目線でいいと思います。

4時間足、1時間足はともに上向きです。金曜日は欧州時間の終わりごろから米ドルが買われ始め、その影響で下落しましたが、4時間足中間線と1.39の水平線に支えられているように見えます。ここが押し目になる可能性がありそうですので、買いで入っても面白いと思います。日足の中間線あたりまで下がる可能性はありそうですのでロットには注意しましょう。

15分足は下向きです。金曜日の米ドル買いで15分足の移動平均帯下限を一気に下抜けし、下向きに転換しました。その後4時間足中間線に支えられて上昇し、15分足中間線まで戻ってきました。下に4時間足中間線、日足中間線もあることから買いの方が優位性がありそうに見えます。

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.24まで上昇してきました。再度下降する余地がでてきましたので、GBPUSDの押し目買いポイントになりそうな雰囲気ですが、もう少しポジション調整して価格が下がる可能性もありますので、すぐに大きなロットで入るのは多少危険かなと思います。

日足:上、4時間足:上、1時間足:上、15分足:下

AUDUSD

日足は下向きです。中間線よりも下で推移しているため、基本的には下目線です。米ドルも弱いですが、豪ドルの方がもっと弱いようですので、ロングはしばらく考えない方がいいと思います。

4時間足、1時間足はともに下向きです。金曜日の米ドル買いで1時間足移動平均帯を一気に下抜けしました。米ドル買いが落ち着いたのか、最後に少し戻っていますが買いづらい状況だと思います。米ドルも弱い状況ですので、あえてトレードしなくてもいいのかなと思います。

15分足も下向きです。上でも書いた通り、豪ドルも米ドルも弱い状況なのであえてトレードしなくていいと思いますが、あえてトレードするなら1時間足中間線がある0.737付近、もしくは15分足と1時間足の移動平均帯上限があるは0.738付近まで引き付けてからショートしたいです。

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.64まで上昇しています。ポジション比率の変動幅と価格の変動幅を比較しても上下どちらにも動きそうな状況に見えます。他のトレードしやすそうな通貨ペアをトレードした方が良さそうです。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下 、15分足:下

通貨強弱

1時間足の強弱は

GBP > EUR > JPY > USD > AUD

と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。

まとめ

GBPUSD、EURUSDのロングが良さそうです。米ドル買いが落ち着いたのを見極めてエントリーしたいですね。USDJPYは新規でエントリーするなら109.8~110.0あたりまで引き付けたいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました