こんにちは、たかはしみのるです。
突然ですが、みなさん環境認識はどのようにされていますか?
今回の記事では私の使っている環境認識用インジケーターをご紹介します。
この記事は以下のような方を主な対象としています。
- 環境認識のやり方がわからない
- 目線の固定ができず、売買の方向がぶれる
- 環境認識に使えるインジケーターを探している
このインジケーターの基本的な考え方は、「上位足の移動平均線を利用して環境認識を行う」というものです。
現在値が基準となる移動平均線よりも下にあれば売り目線、上にあれば買い目線、ですね。
この環境認識の難しさは、「どの期間の移動平均線が相場で意識されるかわからない」「複数の移動平均線を見ようとするとどれを重視していいかわからない」という点だと思っています。
そこで、複数の移動平均線に対して、現在値がどのあたりに位置しているのか表示してくれるインジケーターを考案しました。
無料でダウンロードできますので、ぜひお試しください。
インジケーター概要
このインジケーターは設定した時間足の複数の期間の移動平均線に対して、現在値より下にある移動平均線の割合を表示するインジケーターです。
現在値が指定した移動平均線よりも上にあれば「1」、下にあれば「-1」、中間あたりにあれば「0」の値をとります。
この図の例では、0よりやや下にあるため、多くの移動平均線よりは下にあり、移動平均線の値の中央値付近まで戻ってきている、ということが読み取れます。(戻り目付近)
インジケーターの設定パラメータ
設定可能なパラメータは、
- 計算バー本数
- 対象MA期間
- 線の色
- 時間足
です。「対象MA期間」は”,”で区切って複数入力することができます。画面はデフォルトのパラメータです。
よく使われていると言われる期間を詰め込んでいますが、好きな値に変更してお使いいただけます。
指定した期間の単純移動平均線(SMA)と指数平滑移動平均線(EMA)を計算し、現在値より上にある本数と下にある本数を集計して表示しています。
本インジケーターの使い方
本インジケーターは冒頭で述べたように環境認識用のツールとして使うことをお勧めします。
この図のように0以上に位置している期間が長く、1付近に張り付いている時間も長ければ上昇トレンド中と判断でき、上目線で考えればOKです。
場合によっては0をまたいだタイミングで押し目買いをしてもいいかもしれません。
この図のように-1に張り付いている期間が長い場合、下目線で見るといいと思います。
ダウンロード
以下のリンクからダウンロードしてください。
Zipファイルをダウンロードして解凍してお使いください。
本インジケーターが皆様のトレードのお役に立てれば幸いです。
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