こんにちは、たかはしみのるです。
この記事では、USDJPY仲値後のショート戦略について紹介します。
※以下の動画を大いに参考にしています。
動画の19分ごろから仲値の戦略が紹介されています。動画では仲値前のロング戦略と仲値後のショート戦略が紹介されていますが、この記事ではショート戦略のみで検証を行いました。
動画では上記の戦略以外にもEAを作るうえでの考え方について述べられていますので、興味のある方はぜひ動画を視聴してください。
エントリーロジック
毎日9:55(日本時間)にショートエントリー (エントリー時にSLを50pipsで設定)
決済ロジック
11:44(日本時間)にポジションを決済
その他条件
検証結果
MT4での検証結果
項目 | 検証結果 |
エントリー回数 | 2,340回 |
プロフィットファクター | 1.29 |
ドローダウン | 347.09(3.15%) |
期待利益 | 1.35 |
リスクリワード(平均利益:平均損失) | 1.22 |
勝率 | 51.45% |
MT5での検証結果
項目 | 検証結果 |
エントリー回数 | 1,860回 |
プロフィットファクター | 1.33 |
ドローダウン | 437.53(4.27%) |
期待利益 | 1.47 |
リスクリワード(平均利益:平均損失) | 1.19 |
勝率 | 52.80% |
考察
MT4、MT5の両方でプラスになっていることから、仲値後のUSDJPYショート戦略は一定の優位性があると考えられます。
現在の国内ブローカーで日本時間の9:55ごろのUSDJPYのスプレッドは概ね0.1pips~0.5pips程度と考えられるので、実際のスプレッドが考慮されているMT5のテスト結果のほうがMT4のテスト結果よりも実際の結果に近いと考えられる。(MT4のスプレッド設定は1.0pipsのため)
曜日別では金曜日の利益が突出しています。
日別の利益を見ると24日が突出しています。
5-10日(ゴトー日)については特に目立った優位性はないように見えます。
まとめ
仲値決定後(日本時間9:55)のUSDJPYショート戦略は一定の優位性があると考えられます。(特に金曜日)
裁量トレードのしやすい内容ですので、トレードルールに組み入れることを検討する価値はあると思います。
EA化される場合、GMT+2/+3ブローカーをお使いの方はサマータイムの対応が必要になりますので以下の記事も参照ください。
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