7/23相場分析(2021年)

相場分析

昨日は指標発表を境に、ユーロが上下に動きましたね。ユーロに関係しない通貨ペアは比較的穏やかな値動きだったようです。それでは早速チャートを見ていきましょう。

ドルインデックス(DXY)

トレンドラインに沿って順調に上昇しているのがうかがえるチャートです。直近高値の93.19を試す展開になりそうですね。米ドルが強い展開が続きそうです。

EURUSD

日足は下向きです。昨日は指標発表の影響でユーロが上下に動いたため、長い上ひげを伴った陰線となりました。変わらず戻り売りを狙いたい通貨ペアです。

4時間足、1時間足はともに下向きです。昨日は指標の影響で急上昇、急落をする激しい展開となりました。上は1時間足の移動平均帯上限で止められているようです。下は1.176の水平線で止められており、若干右下がりになっているようです。1時間足移動平均帯の上限(1.181)あたりまで戻ればショートで入るのがいいように見えます。

15分足は下向きです。1.178~1.179付近に4時間足と1時間足の中間線、15分足の移動平均帯上限が固まっています。この辺りで上値が重くなりそうですので、サプライズがなければこの辺まで戻ればショートで入るのも面白そうです。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下

USDJPY

日足は上向きです。中間線より上で推移しており、米ドルも強い状況ですので、基本的には110.9を目指して上昇してくると考えています。

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。現状は狭いレンジになっているように見えます。上は110.35あたり、下は日足の中間線がある110.0あたりですね。4時間足の移動平均帯上限(110.5)を上抜けすればさらに上昇しそうな形状に見えます。

15分足は上向きです。一見激しい値動きに見えますが、レンジの幅が30pipsほどしかなく、非常に狭い範囲で推移しています。基本は抜けた方向についていきたいです。

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.28付近で推移しています。7月初めに0.16まで下がっているため、まだ少しだけ下がる余地があるように見えますが、ポジション調整が入ってもおかしくないように見えます。

日足:上、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上

GBPUSD

日足は上向きです。一旦は移動平均帯下限付近まで到達しましたが、そこから上昇に転じ、日足の中間線付近まで戻ってきています。1.38の水平線と中間線が重なっているため、1.38付近の売り圧力が強そうに見えます。

4時間足、1時間足はともに下向きです。1時間足の移動平均帯上限に3度トライして、跳ね返されているように見えます。1.38には意識されそうな水平線および日足の中間線があるため、上値は重そうです。リスクリワード的にはショートの方が優位性がありそうです。

15分足は上向きです。1時間足の中間線に支えられて上昇していましたが、1時間足の移動平均帯上限に跳ね返されて徐々に値動きが狭くなっている様子が見えます。前述の通り上値は重そうですので、1時間足中間線を下抜けしたらショートでついていくのが良さそうに見えます。

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.28付近まで下落しています。ポジション比率の下落に対して価格の上昇幅が小さいため、上げにくく下げやすい状況にも見えます。そろそろ上昇の勢いが収まっているように見えるため、ショートチャンスに見えます。

日足:上、4時間足:下、1時間足:下、15分足:上

AUDUSD

日足は下向きです。この2日間は陽線となりましたが、中間線は変わらず一定に近い角度で下落を続けており、基本的に売っていきたい通貨ペアです。

4時間足、1時間足はともに下向きです。4時間足中間線を上抜けしてからしばらく上昇が続いていましたが、上昇の勢いが衰えてきているように見えます。小さな三尊を形成しているように見えますので、ネックライン(0.736)付近を明確に下抜けするようであれば、ショートでついていきたいと思っています。

15分足は上向きですが、三尊を形成しているようにも見え、下向き転換しそうな兆しが見えます。15分足の移動平均帯下限が0.735付近にありますので、ここを下抜けして下向きに転換したのを確認してからショートで入る方が安全かもしれません。

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.50付近まで下落しています。ポジション比率の下落に対して価格の上昇幅が狭く、上昇しにくい状況なのかもしれません。戦術の通り、三尊っぽい形状になってきているので、ネックライン下抜けもしくは15分足が下向きに転換したらショートで入りたいです。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:上

通貨強弱

1時間足の強弱は

USD > GBP > JPY > EUR > AUD

と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。

まとめ

GBPUSD、AUDUSDのショートを狙います。GBPUSDはまさに売り頃、AUDUSDは0.735を下抜けするまで待った方がより安全かと思います。

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