7/22相場分析(2021年)

相場分析

昨日の欧州時間以降、米ドルが売られる展開となりました。ドルストレートの押し目/戻り目となるのでしょうか?実際のチャートを見ていきましょう。

ドルインデックス(DXY)

EURUSD

日足は下向きです。昨日は欧州時間以降、米ドルが売られる展開となり、昨日は陽線となりました。本日は日本が休場ということもあり、あまり値動きはありません。欧州時間以降の動きに注目です。基本的には売っていきたい通貨ペアです。

4時間足、1時間足はともに下向きです。昨日の米ドル売りの影響で4時間足の中間線まで上昇しています。現在、4時間足中間線と1時間足中間線のあたりをうろうろ動いており、短期的には方向感がありません。

15分足は上向きです。4時間足、1時間足、15分足の中間線がほぼ同じ位置にあり、横を向いている雰囲気です。方向感がありませんので、割り切ってレンジ戦略にするか、方向感が出るまで触らないようにするのがいいと思います。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:上

USDJPY

日足は上向きです。昨日は米ドルが売り込まれる中、陽線となり、中間線を上抜けしています。日本円の方がもっと売り込まれたようです。基本的に上目線で考えています。

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。現在、4時間足中間線および1時間足中間線の付近で上下しています。日足の中間線よりは上にあるので、ロングの方が優勢かなと思います。

15分足は上向きです。1時間足と15分足の移動平均帯下限が109.85あたりにあり、(左の図には表示されていませんが)日足の中間線が109.95あたりにあるため、下の方が堅そうです。上は4時間足の移動平均帯上限が110.4付近にあるため、短期的にはこの辺りまでのロングの方が優勢に見えます。

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.3付近まで下がっています。もう少し下落余地があるように見えますので、現在の上昇トレンドがもう少し続いてもおかしくないと考えています。

日足:上、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上

GBPUSD

日足は上向きです。昨日は米ドル売りもあって、日足の移動平均帯下限に支えられて大きな陽線になりました。本日もこれまでのところ陽線となっており、中間線あたりまで上昇してくる可能性がありそうです。

4時間足、1時間足はともに下向きです。短期的には上昇しており、セミスイングとしては戻り売りのポイントを探しているところかなと思っています。正直、今朝の段階では4時間足の中間線に阻まれて下降に転じるのかなと思いましたが、上抜けしてしまったのでもう少し上昇が続きそうだと思っています。

15分足は上向きです。4時間足、1時間足、15分足の中間線が密集していましたが、もみ合った末に上抜けしたように見えます。短期的には上昇が続きそうに見えます。

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.43付近まで急落しています。ポジション比率だけを見ると、十分な上昇余地が生まれたように見えますので、GBPUSDが調整を終えて下降を再開してもおかしくない状況に見えます。

日足:上、4時間足:下、1時間足:下、15分足:上

AUDUSD

日足は下向きです。昨日は米ドル売りの影響もあって陽線となり、本日もこれまでのところ陽線となっています。豪ドル自体の力強さは感じられない状況ですので、米ドル売りが収まればショートで入りたい通貨ペアです。

4時間足、1時間足はともに下向きです。今朝の時点では4時間足中間線に阻まれましたが、午後から上昇して4時間足中間線を上抜けしたように見えます。短期的には0.74付近までは上昇する可能性があると見ています。

15分足は上向きです。1時間足中間線、4時間足中間線を上抜けしており、もうしばらくは上昇しそうに見えます。短期で入るならロングの方が優位性がありそうです。

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.67付近まで下落しています。ポジション比率だけを見ると、いつ調整を終えてもおかしくない状況に見えます。チャート的にはもう少し上げそうな雰囲気ですが、調整が終わったタイミングが絶好のショートチャンスだと思っていますので、調整の終わりを見極めてショートしたいところです。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:上

通貨強弱

1時間足の強弱は

USD > JPY > EUR > GBP > AUD

と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。

まとめ

GBPUSD、AUDUSの調整が終わればショートで入りたいです。円が弱そうなので、クロス円のロングも面白いかもしれません。

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