昨日の欧州時間以降、米ドルが売られる展開となりました。ドルストレートの押し目/戻り目となるのでしょうか?実際のチャートを見ていきましょう。
ドルインデックス(DXY)

EURUSD

日足は下向きです。昨日は欧州時間以降、米ドルが売られる展開となり、昨日は陽線となりました。本日は日本が休場ということもあり、あまり値動きはありません。欧州時間以降の動きに注目です。基本的には売っていきたい通貨ペアです。

15分足は上向きです。4時間足、1時間足、15分足の中間線がほぼ同じ位置にあり、横を向いている雰囲気です。方向感がありませんので、割り切ってレンジ戦略にするか、方向感が出るまで触らないようにするのがいいと思います。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:上
USDJPY

15分足は上向きです。1時間足と15分足の移動平均帯下限が109.85あたりにあり、(左の図には表示されていませんが)日足の中間線が109.95あたりにあるため、下の方が堅そうです。上は4時間足の移動平均帯上限が110.4付近にあるため、短期的にはこの辺りまでのロングの方が優勢に見えます。

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.3付近まで下がっています。もう少し下落余地があるように見えますので、現在の上昇トレンドがもう少し続いてもおかしくないと考えています。
日足:上、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上
GBPUSD

4時間足、1時間足はともに下向きです。短期的には上昇しており、セミスイングとしては戻り売りのポイントを探しているところかなと思っています。正直、今朝の段階では4時間足の中間線に阻まれて下降に転じるのかなと思いましたが、上抜けしてしまったのでもう少し上昇が続きそうだと思っています。

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.43付近まで急落しています。ポジション比率だけを見ると、十分な上昇余地が生まれたように見えますので、GBPUSDが調整を終えて下降を再開してもおかしくない状況に見えます。
日足:上、4時間足:下、1時間足:下、15分足:上
AUDUSD

日足は下向きです。昨日は米ドル売りの影響もあって陽線となり、本日もこれまでのところ陽線となっています。豪ドル自体の力強さは感じられない状況ですので、米ドル売りが収まればショートで入りたい通貨ペアです。

4時間足、1時間足はともに下向きです。今朝の時点では4時間足中間線に阻まれましたが、午後から上昇して4時間足中間線を上抜けしたように見えます。短期的には0.74付近までは上昇する可能性があると見ています。

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.67付近まで下落しています。ポジション比率だけを見ると、いつ調整を終えてもおかしくない状況に見えます。チャート的にはもう少し上げそうな雰囲気ですが、調整が終わったタイミングが絶好のショートチャンスだと思っていますので、調整の終わりを見極めてショートしたいところです。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:上
通貨強弱

1時間足の強弱は
USD > JPY > EUR > GBP > AUD
と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。
まとめ
GBPUSD、AUDUSの調整が終わればショートで入りたいです。円が弱そうなので、クロス円のロングも面白いかもしれません。
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