金曜日はNY時間から米ドルが強く買われ、ドル円以外のドルストレートの日足は軒並み陰線となりました。実際のチャートで確認していきましょう。
ドルインデックス(DXY)

92.8の水平線で支えられ、大きく上昇しました。金曜日は急激に上昇しているため、少し戻すかもしれませんが、基本は上目線です。次の目標93.7かなと考えています。
EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.76まで上昇しています。短期的には戻りがあるかもしれませんが、中期的には下降トレンドが継続すると考えています。

日足は下向きです。このところ中間線で上値をおさえられる展開になっていましたが、木曜日と金曜日は大きめの陰線となり、短期的な決着がついた雰囲気です。次の目標は直近安値の1.166あたりだと考えています。

4時間足、1時間足はともに下向きです。 金曜日は欧州時間の前半までは上昇していましたが、そこから一気に下落しました。安値だった1.175ぐらいまでの戻りはあるかもしれませんので、反落するようであればショートで入りたいですね。

15分足も下向きです。金曜日の欧州時間に15分足移動平均帯上限付近まで戻って、一気に下落しました。現状はもみ合いが続いていますが、下目線継続でいいと考えてます。短期的な戻りがあればショートに入りたいです。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.29まで下降しています。USDJPYはもう少し上昇してきそうな雰囲気ですが、日本市場はシルバーウィークで休場が増えるため、円高になる可能性もあり、ドル円はトレンドが出にくくなるかもしれません。

15分足も上向きです。15分足の中間線をまたぐように推移しているため、押し目をつける可能性はありそうです。1時間足と4時間足の中間線が109.9あたりに重なっているため、押し目の目安はこのあたりかなと考えています。そこを下抜けするようであれば、109.6あたりまで下げる可能性もありそうです。
日足:上、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上
GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.71まで上昇しています。まだ上昇余地がありますので、GBPUSDはもう少し下落しやすい状況が続くと考えています。

4時間足、1時間足はともに下向きです。 金曜日も大きく下げており、9月8日につけた直近安値の水準に達しています。ここを下抜けるようであれば1.36を目指す展開になるかもしれません。戻りを待つなら日足の中間線が目安になるかもしれません。
日足:上、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.72まで上昇しています。ポジション比率はまだ上昇する余地がありそうです。AUDUSDは下目線継続でいいと思います。戻りはあるかもしれませんが、絶好の売り場と考えてショートで入っていきたいです。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
通貨強弱

1時間足の強弱は
USD > JPY > GBP > EUR > AUD
と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。
まとめ
米ドルが強い状況が続いています。EURUSD、AUDUSDの戻り売り狙いがいいと思います。EURUSDは.1175、AUDUSDは0.73あたりまで待ってショートで入りたいと思っています。(米ドルが強いので戻らないかもしれませんが)
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