昨日は米ドルが売られる展開でしたね。値動きはそれほど大きくはないものの、落ち着いた相場でした。今日はウクライナ情勢緊迫の報道を受け、VIXがやや上昇しています。ヘッドライン相場なのでテクニカルはあてにならないかもしれませんね。トレードするなら急変に備えてロットは小さめにしておく方が良さそうです。
ドルインデックス(DXY)

ドルインデックス4時間足チャートです。今日の午後のウクライナ情勢緊迫の報道を受けてドル買いがありましたが、その後少し落ち着いています。現在は中間線で上値を押さえられながら推移しており、移動平均帯の下限付近にあるため、どちらかに大きく動く可能性もありそうです。
EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.52付近で推移しています。ウクライナ情勢緊迫の報道で米ドルが買われているようです。

4時間足は上向き、1時間足は下向きとチグハグな状況です。4時間足の移動平均帯はほぼ横向きになっており、レンジになりやすい形に見えます。1時間足~日足の中間線がちょうどレンジの真ん中付近にあり、ブレイクした方向についていくのが良さそうです。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.37付近まで上昇しています。塩漬けになったロングポジションが積みあがっているようです。リスクオフの円買いだと思います。長期視点でいい押し目になればいいのですが。

日足は上向きです。今日はこれまでのところ陰線になっていますが、まだ中間線の上で推移しており、長期では上目線継続と考えています。リスクオフで円買いが起きやすい状況ですが、スイングならこまめにロングポジションを積み上げるのもいいかもしれませんね。

4時間足は上向き、1時間足は下向きとチグハグな状況です。図は4時間足チャートですが、安値切り上げラインで反応していますね。このまま上昇するかどうか注目です。下に日足の中間線、4時間足の移動平均帯下限もありますが、50pipsほど離れているので、買うならもう少しひいきつけたいですね。
日足:上、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上
GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.27まで下落しています。GBPUSDは上昇しそうですが、ウクライナ情勢が気になります。

4時間足、1時間足ともに上向きです。図は4時間足チャートですが、黄色い三角持合いになっています。(上の黄色線を修正しました。)現在は三角持合いの上限付近にあり、1.36の水平線も近くにあるため売りやすい位置だと思います。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.46まで急上昇しています。リスクオフ局面では豪ドルが売られる傾向にあり、ウクライナ情勢次第でどちらにも動きそうです。

15分足は上向きです。ウクライナ情勢緊迫のニュースを受けて一気に下落しましたが、その後持ち直しているように見えます。4時間足中間線と15分足の移動平均帯下限に支えられているように見えるので、0.715あたりで買うのも面白いかもしれませんね。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
通貨強弱

1時間足の強弱は
AUD > GBP > JPY > USD > EUR
と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。
まとめ
GBPUSDのショートを狙います。意識されてきた1.36の水平線に近く、三角持合いの上限付近にあり、売りやすい位置に見えます。USDJPYのロングも狙いたいですが、リスクオフの円買いが怖いので控えておきます。
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