9/1相場分析(2021年)

相場分析

今日から9月です。今日は早速、米国の経済指標があり、そこから活発な動きがあるかもしれません。現在の状況を実際のチャートで見ていきましょう。

ドルインデックス(DXY)

92.47に引いた、直近の安値を少し下抜けしました。その後、上昇していますが、中間線まで到達してから動きが鈍くなっているようにも見えます。前回の上昇トレンドライン付近まで戻ってきており、この辺りで再度下げそうな雰囲気にも見えます。

EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.42付近で推移しています。ポジション比率のチャートを見ると、やや下がりそうな雰囲気ではありますが、もう少し上昇してもおかしくはない状況です。ポジション比率としては上下どちらにでも動けるような状況に見えます。

日足は下向きです。現在、ちょうど中間線付近で推移しており、上昇するのか下落するのかわかりにくい状況です。無理にトレードしなくてもいいかもしれません。

4時間足、1時間足はともに上向きです。日足の中間線、1時間足の中間線、4時間足の中間線に挟まれている状況で、どちらに動くのかわかりにくい状況です。1時間足移動平均帯下限(1.175)あたりまで下げてくればリスクリワード的に買ってもよさそうですが、無理に手を出さなくていいかなと思います。

15分足は下向きです。昨日のNY時間に大きく下げた後、もみ合っています。4時間足中間線で買い支えられるのであれば、短期的にロングしてもいいかもしれません。

日足:下、4時間足:上、1時間足:上、15分足:下

USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.33まで下落しており、もう少し下げそうな勢いがあります。直近高値を上抜けしそうな雰囲気もあり、USDJPYは押し目買いが良さそうな雰囲気です。

日足は上向きです。今日はこれまでのところ陽線となっています。直近高値を更新するようであれば買いやすいのですが、もう少し様子見かなと思います。

4時間足、1時間足はともに上向きですが、移動平均帯の幅はあまり広くなく、レンジを形成しているように見えます。110.25付近の直近高値を上抜けしてくれば、レンジブレイクになるかもしれませんが、長くもみ合っているのでもう少し様子見したいところです。

15分足も上向きです。経常的には押し目買いかなと思いますので、1時間足中間線と4時間足中間線が重なる109.9~110.0あたりがひとまずの押し目買い目安かなと思います。

日足:上、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上

GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.52まで上昇しています。ロング・ショートがほぼ半々な状況ですので、どちらに動くのかはわかりにくい状況だと思います。動いた方についていくのがいいのかもしれません。

日足は上向きです。昨日は長い上ひげを伴う陽線となり、売り圧力も強そうな印象です。このまま中間線より下で確定するようであれば、再度1.36を試す展開になるかなと思っています。

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。チャートは少しだけ右肩上がりのチャネルになっているようにも見えます。下は1時間足移動平均帯の下限ですので、1時間足移動平均帯下限(1.372)あたりで買っていくのがいいのかもしれません。

15分足は下向きです。短期的には売り圧力が強いように見えますが、売りで入るなら1.38ぐらいまで待ちたい雰囲気です。わかりにくい状況ですので、GBPUSDの出番はもう少し後かなと思います。

日足:上、4時間足:下、1時間足:上、15分足:下

AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.26付近で推移しています。AUDUSDは少しずつ上昇しており、上目線が良さそうです。

日足は下向きです。中間線を上抜けして推移しています。下降トレンドは上抜けしたようにも見えますので、ロングを考えてもいい状況にも見えます。

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。直近は高値・安値の切り上げが続いており、日足の中間線も上抜けしているため、現在は買い圧力の方が強そうです。

15分足は上向きです。上下に激しく動いているように見えます。1時間足中間線付近でもみ合ってパワーを溜めた後で急上昇しているように見えるため、買い圧力の方が強そうに見えます。このまま直近高値を超えてくるか、注目です。

日足:下、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上

通貨強弱

1時間足の強弱は

AUD > EUR > GBP > USD > JPY

と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。

まとめ

わかりにくい相場が続いているように見えます。AUDUSDが高値を更新するようであれば短期的にロングかなと思います。USDJPYは日足から15分足まで上向きでそろっているので、レンジ下限まで下げれば買いやすいかもしれません。

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