昨日は全般的にボラティリティの少ない相場となりました。今日は動くのでしょうか?実際のチャートを見ていきましょう。
ドルインデックス(DXY)

昨日は若干米ドルが売られたぐらいで、あまり値動きのない1日でした。米ドル売りも落ち着いたのかなと思います。少しずつ米ドル買いを仕込んでもいい環境になってきたかなと考えています。
EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.45付近で推移しています。ポジション推移がダブルボトムのような形状になっており、これからロングポジション比率が上昇しそうな雰囲気にも見えます。そうなった場合、EURUSDは下降すると考えています。

日足は下向きです。昨日も陽線となり、3日連続の陽線となりました。ただし、金曜日に比べると、上昇幅は小さく、米ドル売りが落ち着いた状況だと考えています。日足の中間線よりも下で推移しており、売りやすい状況だと考えています。

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。1.175の水平線を少し上抜けしたあと下落し、1時間足中間線、4時間足中間線付近でもみ合っています。少しずつ売りポジションを積み増していきたい状況だと考えています。

15分足は上向きです。まだ安値が切り上がっている状態ですので、短期的には上昇する可能性はありそうです。中期的には米ドル高になると考えているので、多少上昇しても無理のないロットで売りで入りたいと考えています。
日足:下、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上
USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.37付近で推移しています。ポジション比率もほぼ横ばい状態で推移しており、あまり方向感がない状況です。方向感が出るまでトレードを控えてもいいかなと考えています。

15分足は上向きですが、1時間足レベルのレンジになっているようなので、あまり気にしなくていいかなと思います。安値、高値の切り下げが起きている雰囲気もあるので、どちらかと言えば売りが優勢かなと思います。
日足:上、4時間足:下、1時間足:下、15分足:上
GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.49付近で推移しています。金曜日に大きく動いた後はあまり動いていない状況です。もしかすると金曜日の指標や要人発言まで、小幅な値動きが続くかもしれません。

4時間足、1時間足はともに下向きです。現在は4時間足および1時間足の中間線付近でもみ合っているようです。昨日同様、1時間足移動平均帯上限もしくは1.377の水平線あたりで反落の動きがあれば売っていきたいと考えています。
日足:上、4時間足:下、1時間足:下、15分足:上
AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.30まで急落しています。ただしロングポジションの減少幅と比較して、価格の上昇が限定的ですので、AUDUSDは長期的にはショートの方が優位性があるのかなと考えています。

4時間足、1時間足はともに下向きです。金曜日から上昇が続いていましたが、1時間足移動平均帯上限で上値を押さえられたように見えます。今日の欧州時間以降、さらに上昇するのか注目です。個人的には、この辺りから売り上がっていきたいと考えています。

15分足は上向きです。現在、4時間足、1時間足、15分足の中間線が密集している価格帯でもみ合っているように見えます。1時間足移動平均帯上限で上値を押さえられているように見えるため、少しずつ売りを積んでいきたいと思います。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:上
通貨強弱

1時間足の強弱は
EUR > JPY > USD > AUD > GBP
と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。
まとめ
AUDUSDのショートを少しずつ積み増していきたいと考えています。GBPUSDは1.377まで引き付けてショートしたいと思っています。
コメント