米ドル安が進んでいますね。ドル円を除くドルストレートは上昇中です。今日の欧州以降も続くのでしょうか?実際のチャートを見ていきましょう。
ドルインデックス(DXY)

上昇のトレンドラインおよび4時間足の移動平均帯下限を下抜けしました。レートはちょうど92.47の前回安値付近に到達しています。ここを下抜ければ下降トレンドへの転換が鮮明になると思っています。要注目です。
EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.35付近まで減少しています。ポジション比率が横ばいのまま、価格が上昇しており上がりやすい環境だったところ、直近にロングポジション比率がぐっと下がっており、EURUSDはもう少し価格が上昇しやすいのかなと考えています。

15分足は上向きです。長らくもみ合っていましたが、直近高値も上抜けし、上昇が再開しているように見えます。15分足、1時間足、4時間足の中間線がパーフェクトオーダーのように順番に並んでおり、上昇とみて問題ないと考えています。
日足:下、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上
USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.37付近で推移しています。グラフを見ると激しく変動しているようにみえますが、ポジション比率の幅が狭く、あまり動いていないのが実体です。USDJPYもあまり動きがない状況なので様子見がいいかもしれません。
日足:上、4時間足:下、1時間足:上、15分足:下
GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.37まで減少しています。直近で0.37付近に達したのは先週後半ですが、その時よりも価格が上昇しており、GBPUSDも上昇しやすい状況にありそうです。

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。安値、高値の切り上げが続いており、しばらくは上昇が続きそうです。1時間足チャートで見ると、日足の中間線を上抜けしており、上昇を妨げる要素が1つ減ったイメージです。短期的には買いだと思います。
日足:上、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上
AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.26付近で推移しています。AUDUSDは直近高値を更新しており、ポジション比率もさらに下がりそうな勢いに見えます。短期的にはAUDUSDは上昇しそうな状況に見えます。
日足:下、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上
通貨強弱

1時間足の強弱は
AUD > EUR > GBP > USD > JPY
と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。
まとめ
短期的には米ドルが弱い状況が続いており、AUDUSD、GBPUSD、EURUSDの上昇が見込めそうです。
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