5/20相場分析(2021年)

相場分析

昨日は何ショックかわかりませんが、リスクオフ/仮想通貨暴落で大荒れでしたね。実際のチャートを見ていきましょう。

ドルインデックス(DXY)

3月の上昇トレンドの起点となった89.75付近ででちょうど反発しました。現状、ダウ理論のトレンド転換になる90.87には届いていませんが、上を目指すならこの辺りが目安になると思います。個人的にはまだ下降が続く可能性が高いと見ています。

EURUSD

日足は上昇トレンド中です。昨日は、注目していた1.2243にタッチしたあと、反落しました。今日もこれまでのところ1.2183付近でもみ合っています。

1時間足はまだ上向きのままです。昨日は大きく下落しましたが、4時間足の中間線(赤色)に支えられて踏みとどまっています。

15分足は下降に転換しました。昨日のドル買いで上向きだった移動平均帯下限を下抜けしています。その後、4時間足の中間線で支えられて少しずつ上昇しています。

個人投資家のポジション推移がおもしろかったのでこちらも見ていきます。1.224の高値付近ではロングポジションの比率が13%ほどしかなく、上昇の余地がほとんどありませんでしたが、昨日の下落を受けてロングポジション比率は31%まで増加しました。これでまたロングポジション比率が下がる余地が出てきたため、EURUSDが上を目指す余地が出てきました。(画像をクリックするとグラフのページが別タブで開きます)

日足:上、1時間足:上、15分足:下

USDJPY

日足は上昇トレンド中です。リスクオフを受けてドルが上昇しましたが、109.3の水平線で止められた状況に見えます。

1時間足は下降に転じています。急落後に急騰してほぼ全戻しの後、少しずつ下げています。4時間足はまだ上向きのままなので、現状はあまり方向感がなさそうです。

15分足は上向きです。直近は下向きの1時間足の移動平均帯上限と1時間足中間線(黄色)の間で推移しており、方向感はありません。

日足:上、1時間足:下、15分足:上

GBPUSD

日足は上昇トレンド中です。昨日はドル買いの影響もあって陰線となりました。まだ中間線より上で推移しており、タイミングがあれば買っていきたい通貨ペアです。

1時間足は上向きのままです。昨日の下落によって4時間足中間線(赤色)を下抜けしており、あまり強くない状況です。

15分足は下向きです。1.410付近でサポートされているようです。ドルが再び弱まれば上昇してきそうですが、もう1段下げる可能性はありそうです。

日足:上、1時間足:上、15分足:下

AUDUSD

日足は上昇トレンド中ですが、昨日の下げで中間線を割り込んでいます。本日は上昇していますが、中間線付近でもみ合っている状況です。

1時間足は下向きです。昨日の下落で移動平均帯下限を下抜けし、下向きに転換しました。4時間足はまだ上向きですのでレンジのようになっています。0.771を下抜けすれば、もう少し下げそうです。

15分足も下向きです。昨日の欧州時間に15分足の移動平均帯下限(水色)を下抜けし、下降に転じています。その後何度か上を目指す動きを見せましたが、1時間足の中間線に阻まれているように見えます。上値は重そうなので、0.771付近にある4時間足の移動平均帯下限を下抜けしたらもう少し下げそうです。

日足:上、1時間足:下、15分足:下

通貨強弱

1時間足の強弱は

EUR > GBP > JPY > USD > AUD

と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。

まとめ

EURUSD、GBPUSDの押し目買い狙いです。(どちらも良さそうな位置にきているように見えます)

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