8/3相場分析(2021年)

相場分析

昨日は値動きに乏しい相場となりました。金曜日の米ドル売りの流れも一服し、経済指標でもあまり動きませんでした。では早速現在のチャートを見ていきましょう。

ドルインデックス(DXY)

長期的には上昇の流れの中、短期的には高値を切り下げて下降トレンドが発生しているようです。金曜日に移動平均帯下限で反発上昇しましたが、中間線で押さえられてずるずる下落しています。トレンドラインを上抜けするまでは下降継続と見ています。

EURUSD

日足は下向きです。昨日はあまり値動きがありませんでしたが、中間線より上で推移しているため、日足を見ている多くの参加者の目線が上になっていると考えられます。

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。1時間足チャートでも三角持合いが発生しているように見えます。三角持合いの下側は日足及び4時間足の中間線で支えられているため、上昇の方が有利かなと思っています。

15分足は下向きです。15分足の移動平均線は5pipsほどの狭い範囲に密集しており、あまり方向感がありません。日足、4時間足の中間線で下支えされているため、買いのほうが優勢かなと捉えています。

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.50前後で推移しており、市場参加者も迷っているように見えます。ただ、何となくポジション比率が下がりそうな形にも見えるので、EURUSDは上昇するのかなと思っています。

日足:下、4時間足:下、1時間足:上、15分足:下

USDJPY

日足は上向きですが、中間線の下で推移しており、方向感がありません。109.3のサポートも若干下抜けしているようなので、下の方が若干有利なのかなと見ています。

4時間足、1時間足はともに下向きです。日足の中間線および4時間足の中間線に押さえられて下降しているように見えます。基本的には戻り売りがいいと思います。

15分足は下向きです。短期的には15分足中間線で押さえられており、下降の圧力が強いように見えます。新規でエントリーするなら、15分足移動平均帯上限(109.5付近)ぐらいまでの戻りは待ちたい気がします。

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.49付近で推移しています。上昇余地はまだまだありそうなので、USDJPYのチャートはまだ下降する可能性が高そうです。

日足:上、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下

GBPUSD

日足は上向きです。昨日は小さな陰線となりましたが、中間線に支えられているようです。本日はこれまでのところ陽線となっています。米ドル買いが収まったので、再び上昇を再開しそう打と思っています。

4時間足、1時間足は上向きです。今朝、少し下げたようですが、1.387付近にある日足中間線に支えられているように見えます。リスクリワード的にも買いやすいところにあると思っています。

15分足は下向きです。金曜日の米ドル売りで下落して以降、小さな値幅でもみ合っています。日足中間線で下値を支えられている状態なので買いやすいと思っています。1.392付近にある15分足移動平均帯の上限を上抜けしたらさらに伸びそうだと思っています。

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.26付近で推移しています。一時と比較するとロングポジションがだいぶ回復したと思います。GBPUSDが上昇する余地が出てきたと思いますので、上目線で大丈夫だと思っています。

日足:上、4時間足:上、1時間足:上、15分足:下

AUDUSD

日足は下向きです。昨日は陽線となりましたが、下窓を開けてスタートしたため、金曜日の終値と比べるとあまり上昇していません。本日はこれまでのところ陽線となっていますが、まだ中間線より下で推移しているため、基本は戻り売り戦略でいいと思っています。ただし、米ドルも弱い状況なので、他の通貨ペアをトレードしたほうが方向性が見えやすいのかなと思っています。

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。本日は経済指標の影響か、午後に大きな陽線をつけています。0.74あたりにレジスタンスがありそうですので、このまま上昇するかは不透明です。0.74でショート、さらに上昇するなら日足の中間線がある0.743あたりで追加ショートしても面白そうです。

15分足は上向きです。本日の午後、急上昇して15分足移動平均帯の上限を大きく上抜けしています。短期的には上昇に転じたと考えてよさそうです。

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.46まで急落しています。ポジション比率的には、どちらに動いてもおかしくない状況だと思います。チャートを見るとやや下が優勢かなと思います。

日足:下、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上

通貨強弱

1時間足の強弱は

JPY > GBP > EUR > AUD > USD

と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。

まとめ

GBPUSD、EURUSDはちょうど買いやすい位置にいると思います。USDJPYは下目線ですが、入るなら戻り売りがいいと思います。109.5ぐらいまで戻ればショートで入るのも面白そうです。

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