昨日も米ドルが売られる展開でしたね。米国の四半期GDPの結果が悪く、米ドル売りが加速しました。今日の昼からは円が強く買われており、ドル円はかなりの下落となっています。実際のチャートを見ていきましょう。
ドルインデックス(DXY)

ドルインデックス4時間足チャートです。安値切り上げラインを割り、高値の切り下げも発生している状況。移動平均帯下限のある105.37を割ったらさらに米ドル売りが進みそうです。
EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.46付近まで下落しています。EURUSDは米ドル売りで上昇していますね。ユーロの強さはあまり感じない状況なのでトレンドは出にくい状況かもしれません。

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。4時間足チャートで見ると、高値の切り下がりが発生しており、高値を更新するまではショートを狙いたくなる状況だと思います。ロットを抑えめならショートに入ってもいいかなと思います。
日足:下、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上
USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.37付近まで上昇しています。ここまで上昇したのは3月以来です。USDJPYは下降トレンドに転換しているようです。金利差的には上を目指すものだと思いますが、短期的には売りの方が良さそうです。

4時間足、1時間足ともに下向きです。4時間足の安値切り上げラインと日足中間線を割ってから急激に下落しています。6月22日以降のロングポジションのストップロスを巻き込んで大きく下落しており、まだ下落が続くかもしれません。

15分足は下向きです。1時間足中間線にタッチすることなく下落していますね。短期的にはショートが有利ですね。少しでも戻ったところを売りたいと思いますが、15分足中間線までは戻ってくれなそうです。どこかで思い切って入るしかないかもしれませんね。
日足:上、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.57付近まで下落しています。GBPUSDは米ドル売りの影響で上昇しているようです。ポンドの強さが出てきたらロングしてもいいかなと思います。
日足:下、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上
AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.33付近で推移しています。AUDUSDは上昇トレンドが続いており、ロングに優位性がありそうです。押し目があれば積極的に買ってもいいかなと思います。

4時間足、1時間足ともに上向きです。日足中間線、4時間足中間線ともに上を向いており、デイトレならロングを狙う方がいいでしょう。押し目があるかわかりませんが、0.696~0.697あたりが目安かなと思います。
日足:下、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上
通貨強弱

1時間足の強弱は
JPY > GBP > AUD > EUR > USD
と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。
まとめ
入るなら米ドル売り方向にポジションを取りたいですね。GBPUSD、AUDUSDの押し目買いかなと思います。GBPUSDは1.219あたり、AUDUSDは0.696あたりを目安に入りたいです。USDJPYのショートは勇気次第ですかね。月末でなのでNY時間になると複雑な値動きになりそう。早めに手仕舞いしたいところです。
コメント