昨日は米ドルの売り・買いが交錯し、目まぐるしい展開でした。結果的に米ドル買いの流れに落ち着いて、米ドルが買われているようです。実際のチャートを確認していきましょう。
ドルインデックス(DXY)

ドルインデックス4時間足チャートです。米国の経済指標から激しく動いていますが、結果的に中間線を上抜けし、95.8の水平線も上抜けしています。ドル買いが本格化しそうな雰囲気です。
EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.50付近まで上昇しています。ユーロは強いものの、米ドルが強く買われ、結果的にEURUSDが下落しているように見えます。直近の揉み合いを終えて下落し始めているように見えます。

日足は下向きです。昨日は急上昇したものの、1.148の直近高値に阻まれて下落しているように見えます。今日はこれまでのところ陰線になっており、中間線を割り込んでいます。スイングでショートを狙うのもいいかなと思います。

4時間足、1時間足ともに上向きです。昨日は上下に動きましたが、結果的に1時間足、4時間足、日足の中間線を割り込んで下落しています。1.132~1.134に1時間足と4時間足の移動平均帯下限があり、この辺りまではストンと下げてもおかしくない状況に見えます。
日足:下、4時間足:上、1時間足:上、15分足:下
USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.15付近で推移しています。ロング比率はあまり下がる余地はなさそうですが、USDJPYは元気に上昇していますね。日足の直近高値である116.3まで到達しており、押し目があれば買いたい通貨ペアです。
日足:上、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上
GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.55まで上昇しています。GBPUSDは一旦は上方向で決着がついたかに見えましたが、米ドル買いで再度下がってきています。デイトレレベルだと扱いづらい印象です。

4時間足、1時間足ともに上向きです。これは4時間足チャートですが、三角持合いを上に突破したと思ったら急激に戻されて、下に抜けてしまいました。1.36の水平線はかなり意識されているのかもしれませんね。直近のサポートだった1.352も割り込んでいるため、小ロットで売るのもいいと思います。

15分足は下向きです。辛うじて1時間足移動平均帯下限に支えられているように見えますが、15分足、1時間足、4時間足、日足の中間線が1.354付近に集まっており、上値は重そうです。1.354あたりでショートするのもいいと思います。
日足:下、4時間足:上、1時間足:上、15分足:下
AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.64まで急上昇しています。AUDUSDは急上昇後、米ドル買いで急落しています。米ドルが買われやすそうな状況なので、売りの方が優位性がありそうです。

日足は下向きです。昨日は高値切り下げラインを上抜けたように見えましたが、上ヒゲとなって戻されてました。今日の下落で直近の調整波に引いたトレンドラインを割り込んでいるように見えます。次は安値を試す展開になる可能性が高いと考えています。

4時間足は下、1時間足は上向きとチグハグな状況です。これは4時間足チャートですが、三角持合いを上抜けたあと、だましになって急落しています。三角持合いを割り込んだと判断していいのか微妙なところですので、もう少し待った方がいいかもしれませんね。
日足:下、4時間足:下、1時間足:上、15分足:下
通貨強弱

1時間足の強弱は
AUD > EUR > GBP > USD > JPY
と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。
まとめ
今日はUSDJPYの押し目買い狙いです。金曜日ということもあり、115.95あたりの押し目でロングを狙いたいと思います。
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