昨日は米ドルが売られる展開となりました。中期的には米ドルが買われる状況が続いていますが、今後もトレンドが続くのか、チャートを見ていきましょう。
ドルインデックス(DXY)

昨日は米ドルが売られましたが、直近の安値である92.5付近でもみ合っている状況です。チャートに引いたトレンドラインを下抜けているように見えるので、今後の動きは要注目です。
EURUSD

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。昨日のNY時間に1時間足の移動平均帯上限を上抜けしましたが、再度下降して移動平均帯の中に戻ってきました。短期的には押し目買いのチャンスかなと思っています。

15分足は上向きです。1時間足と4時間足の中間線を下抜けてきました。下には1時間足の移動平均帯下限と15分足の移動平均帯下限が控えているため、リスクリワード的には1.178が押し目買いのチャンスだと思います。下抜けしたら思い切ってドテンしてもいいかもしれません。
日足:下、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上
USDJPY

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。110.0~110.5でレンジになっているようにも見えます。110.0は日足の中間線と1時間足の移動平均帯下限があるため、短期的には買いやすいポイントだと思います。

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.29付近で推移しています。もう少しだけポジション比率が下がる余地がありそうですので、USDJPYはもう少し上昇するかもしれません。
日足:上、4時間足:下、1時間足:上、15分足:下
GBPUSD

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。1.38付近に日足から1時間足までの中間線が密集しており、一気に下抜けするなら下降、支えられるなら上昇しそうな状況です。トレードは情勢を見極めてからの方が安全だと思います。

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.23まで下落しています。これ以上下がる余地はあまりなさそうなので、GBPUSDが上昇するにしても、一旦は調整が入りそうな状況です。
日足:上、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上
AUDUSD
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
通貨強弱

1時間足の強弱は
GBP > EUR > USD > JPY > AUD
と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。
まとめ
4時間足と1時間足の向きが食い違っている通貨ペアが多いです。そんな中、豪ドルは弱い状況が続いており、AUDUS、AUDJPYのショートが良さそうに見えます。
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