7/27相場分析(2021年)

相場分析

昨日は米ドルが売られる展開となりました。中期的には米ドルが買われる状況が続いていますが、今後もトレンドが続くのか、チャートを見ていきましょう。

ドルインデックス(DXY)

昨日は米ドルが売られましたが、直近の安値である92.5付近でもみ合っている状況です。チャートに引いたトレンドラインを下抜けているように見えるので、今後の動きは要注目です。

EURUSD

日足は下向きです。昨日は米ドル売りの影響もあって陽線となりました。中間線よりは下で推移しており、まだまだ弱い状況だと考えています。中期的な目標は変わらず1.17だと思っています。

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。昨日のNY時間に1時間足の移動平均帯上限を上抜けしましたが、再度下降して移動平均帯の中に戻ってきました。短期的には押し目買いのチャンスかなと思っています。

15分足は上向きです。1時間足と4時間足の中間線を下抜けてきました。下には1時間足の移動平均帯下限と15分足の移動平均帯下限が控えているため、リスクリワード的には1.178が押し目買いのチャンスだと思います。下抜けしたら思い切ってドテンしてもいいかもしれません。

日足:下、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上

USDJPY

日足は上向きです。現在、中間線付近まで下がってきており、少し方向感がない状態です。中間線で押し目買いを狙うのもおもしろそうですが、深追いはやめた方が良さそうです。

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。110.0~110.5でレンジになっているようにも見えます。110.0は日足の中間線と1時間足の移動平均帯下限があるため、短期的には買いやすいポイントだと思います。

15分足は下向きです。直近レンジの下限付近に到達しており、リスクリワード的には買いで入るのが面白そうです。その場合、110.0を下抜けしたら損切しておいた方が無難だと思います。

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.29付近で推移しています。もう少しだけポジション比率が下がる余地がありそうですので、USDJPYはもう少し上昇するかもしれません。

日足:上、4時間足:下、1時間足:上、15分足:下

GBPUSD

日足は上向きです。昨日は米ドルが売られたこともあり、中間線および1.38を上抜けしました。1.38で下支えされるようであれば、このまま上昇トレンドに復帰する可能性がありそうです。要注目です。

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。1.38付近に日足から1時間足までの中間線が密集しており、一気に下抜けするなら下降、支えられるなら上昇しそうな状況です。トレードは情勢を見極めてからの方が安全だと思います。

15分足は上向きです。1時間足中間線、4時間足中間線、15分足移動平均帯下限が下にあり、この辺りで下支えされる可能性があります。方向感がでるまで見守りましょう。

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.23まで下落しています。これ以上下がる余地はあまりなさそうなので、GBPUSDが上昇するにしても、一旦は調整が入りそうな状況です。

日足:上、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上

AUDUSD

日足は下向きです。豪ドルは弱い状況が続いています。昨日の米ドル売りでも上昇幅は限定的で他の通貨に比べて強くない状況が続いていることがわかります。基本は売りで入りたい通貨ペアです。

4時間足、1時間足ともに下向きです。1時間足移動平均帯上限付近で売り圧力がかかってそうなチャートです。このまま直近安値を下抜けすれば、下降再開になりそうです。

15分足も下向きです。先程15分足の移動平均帯下限を下抜けして下降に転じたようです。直近安値まで到達するのか注目です。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下

通貨強弱

1時間足の強弱は

GBP > EUR > USD > JPY > AUD

と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。

まとめ

4時間足と1時間足の向きが食い違っている通貨ペアが多いです。そんな中、豪ドルは弱い状況が続いており、AUDUS、AUDJPYのショートが良さそうに見えます。

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