9/24相場分析(2021年)

相場分析

昨日は円安・ドル安方向に一気に動きました。特に円は強く売り込まれており、主要通貨では最も弱くなりました。9月末に近づいており、四半期末のリバランスも警戒すべき状況かと思います。早速実際のチャートで確認していきましょう。

ドルインデックス(DXY)

昨日は米ドルが売り込まれました。ただ、93.0で下げ止まったようにも見えますので、ここから上昇してくれば直近高値である93.5を目指してくると考えています。(場合によっては三尊になるかもしれませんが)

EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.51まで下がっています。そろそろロング比率が下げ止まりそうな雰囲気に見えます。EURUSDはやや売りが優勢かなと思います。

日足は下向きです。昨日は大きな陽線となりましたが、まだ中間線より下で推移しており、ショート優勢の状況です。四半期末でドル買の動きもありそうですので、1.166を目指して下降すると考えています。

4時間足、1時間足はともに下向きです。作いつは急上昇してきましたが、1.175の水平線で押さえられている状況です。1時間足移動平均帯上限も近づいてきており、週明けぐらいから再び下落する可能性もありそうです。

15分足は上向きです。昨日の上昇で15分足移動平均帯上限を上抜けし、上向きに転換していますが、中間線を下抜けしており、上昇の勢いは治まった雰囲気です。上位足は下向きなので、下降再開する可能性の方が高いと考えています。15分足の移動平均帯を下抜けしたら自信をもってショートしたいです。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:上

USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.18まで下落しています。このままトレンドがでるのか、レンジに戻ってくるのかわかりませんが、5月にデータを蓄積してからロング比率が最も下がった時が0.14ほどですので、USDJPYの上昇はそろそろ一服しそうな状況です。

日足は上向きです。109.0の水平線付近まで到達した後、2日連続の陽線となり、110.7に近づいてきました。四半期末で米ドル需要が増しそうな状況ですが、レンジ上限で押さえられるのか、上抜けするのか、要注目です。

4時間足、1時間足はともに上向きです。チャートを見るとかなり強く上昇していることがわかります。米ドルが買われて、円が売られているので、相乗効果で急上昇しているようです。110.7でどのように反応するか注目しています。

15分足も上向きです。15分足、1時間足、4時間足の中間線がパーフェクトオーダーのように順番に並んで上昇しています。短期的には上昇トレンドと見て間違いないと思います。ただ、ロングポジション比率がかなり偏っており、レンジ上限に達しているため、今からロングで飛び乗るのは危険な状況だと考えています。110.7を上抜けたら戻りを待ってロングしたいです。

日足:上、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上

GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.42まで下落しました。ポジション調整としては十分だと思います。これでGBPUSDが下落を再開すれば、下げる波に乗っていきたいと考えています。

日足は下向きです。昨日は大きな陽線となり、中間線までもどってきましたが、上ヒゲになって少し押さえられているようです。下向きで中間線よりは下で推移しており、 1.36を試す展開になるかなと考えています。

4時間足、1時間足はともに下向きです。 日足の中間線と1時間足移動平均帯上限が重なるあたりで上値を押さえられているように見えます。ロングポジション比率も十分に減ったので、GBPUSDはそろそろ下降再開しそうだと見ています。

15分足は上向きです。 昨日は急上昇しましたが、直近は15分足中間線をまたいで推移しており、上昇の勢いは落ち着いてきたように見えます。1時間足中間線を下抜けすれば、15分足移動平均帯下限ぐらいまで下げそうな雰囲気です。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:上

AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.44まで下がりました。ポジション調整としては十分かなと思いますが、1時間足レベルでは戻り高値を更新したので下降トレンドが継続しているかは微妙なところです。

日足は下向きです。 昨日は強く上昇しましたが、0.7316の水平線で止められた形です。中間線より下で推移しており、売りが優勢だと考えています。

4時間足、1時間足はともに下向きです。 0.7317の水平線と1時間足移動平均帯上限で押さえられている状況です。下に4時間足と1時間足の中間線がありますが、下抜けするようなら、0.726ぐらいまでは下げてきそうに見えます。

15分足は上向きですが、15分足中間線をまたいで推移しており、上昇の勢いは治まったように見えます。1時間足中間線を下抜けしたら、しばらく邪魔な線がないため、15分足移動平均帯下限のある0.726ぐらいまでは下げそうです。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:上

通貨強弱

1時間足の強弱は

USD > AUD > EUR > GBP > JPY

と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。

まとめ

GBPUSD、AUDUSDのショートがいいと思います。EURUSDは1.172を下抜けするまで待ちたいです。USDJPYのロングは110.7を上抜けするまで待ちたいと思っています。

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