7/28相場分析(2021年)

相場分析

昨日は欧州時間中盤から米ドルが売られる展開となりました。本日は重要指標があるので、米ドルの動きに注目です。

ドルインデックス(DXY)

人によって判断が分かれそうですが、昨日の米ドル売りで直近安値を下抜けたように見えます。高値の切り下げも起来ているように見えるため、ダウ理論的にはトレンド転換になった可能性があります。本日の米国指標後の動きに注目です。

EURUSD

日足は下向きです。昨日は米ドル売りもあり、3日連続の陽線となりました。まだ中間線より下で推移しているため、中間線まで戻って反発すればショートチャンスかなと考えています。

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。1.185あたりに日足の中間線がありますので、そこまで戻って反発したらショートを狙いたいと思います。

15分足は上向きです。1.181付近に4時間足中間線と1時間足の中間線があります。ここで反発上昇するようなら短期的に買ってもいいと思います。また、1.179あたりに1時間足移動平均帯下限と15分足の移動平均帯下限があるので、この辺りも押し目買いのチャンスかもしれません。

日足:下、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上

USDJPY

日足は上向きですが、中間線をまたいでの攻防が続いており、方向感はありません。短期的には若干売りの方が優勢に見えるので、デイトレであれば戻り売りを狙った方が優位性がありそうです。

4時間足、1時間足はともに下向きです。110.0~110.1あたりに4時間足中間線と日足の中間線があるため、この辺りで売り圧力が強そうな挙動になれば売りではいっても面白そうです。

15分足は下向きです。110.1あたりに15分足の移動平均帯上限もあるので、110.0~110.1あたりは売り圧力が強そうに見えます。この辺りで戻り売りを狙うのが良さそうに見えます。

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.47付近まで上昇しています。上下どちらにも動きそうな状況です。チャートで見ると短期的にはショートが優勢なように見えますが、FOMCもあるため、見送るのもいいかなと思います。

日足:上、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下

GBPUSD

日足は上向きです。昨日は中間線で支えられ、米ドル売りで大きく上昇しました。次は何度かレジスタンスになっている1.391を上抜けするなら上目線に切り替えた方が良さそうです。

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。1.381~1.382あたりに4時間足中間線と日足中間線があり、この辺りまで下がれば押し目買いのチャンスだと思います。

15分足は上向きです。15分足の移動平均帯下限が機能しているようです。現状では4時間足中間線と15分足の下限が1.381あたりにあるため、ここまで待って買うのが良さそうに見えます。

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.18まで下落しています。過去2か月の中でもかなり低水準まで減っており、そろそろポジション調整がありそうな状況に見えます。GBPUSDが上昇するためには、そろそろ押し目をつける必要がありそうですので、急落には気を付けたいところです。(FOMCで米ドル買い方向になれば急落する可能性がありそうです)

日足:上、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上

AUDUSD

日足は下向きです。昨日は強めの米ドル売りがあったにもかかわらず、日足が陰線になりました。豪ドルはかなり弱い状況です。本日は米ドルの重要指標がありますが、戻った場合でも戻り売りのチャンスと見てショートするのが良さそうです。

4時間足、1時間足共に下向きです。1時間足移動平均線が25pipsほどの間に密集してきています。最近は豪ドルが弱い状況が続いており、下抜けするようであればさらに下落しそうな状況です。

15分足も下向きです。上位足と方向性がそろっているので、戻りがあっても積極的に売りで入っていきたい通貨ペアだと思います。15分足の移動平均線はあまり効いていないようなので戻り売りを狙う場合は1時間足の移動平均帯上限ぐらいまで待った方がより安全かなと思います。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下

通貨強弱

1時間足の強弱は

GBP > EUR > JPY > USD > AUD

と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。

まとめ

米ドルがトレンド転換の兆しを見せており、非常にやりにくい状況になっています。豪ドルは弱いので、AUDUSDの戻り売りを狙うのが良さそうに見えます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました