昨日はNY時間に米ドルが少し上げましたが、あまり方向感のない相場となりました。早速それぞれのチャートを見ていきましょう。
ドルインデックス(DXY)

ドルインデックスの4時間足チャートです。4時間足移動平均帯は上向きではあるものの、直近は下降トレンドになっています。昨日は4時間足中間線で上値を押さえられた格好になっており、もうしばらく弱い状況が続きそうな雰囲気です。
EURUSD

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。現在は日足の中間線および4時間足の中間線が重なっているあたりでもみ合っている状況です。上下どちらに動くのかよくわからないように見えますので、無理にエントリーしなくていいと思います。
日足:下、4時間足:下、1時間足:上、15分足:下
USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.58まで上昇しています。このまま上がっていきそうな雰囲気ですので、USDJPYは基本的に下げ目線でいいかなと思っています。
日足:上、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.20付近に位置しています。直近で0.08ぐらいまで下げた実績がありますので、まだロング比率が下がる余地はあると思っています。GBPUSDとしては上げる余地があると思っていますので、引き続き上目線でいいと思います。
日足:上、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上
AUDUSD

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。上下に激しいチャートであまりトレードしたくないように見えます。0.740にレジスタンスがあり、0.743に日足の中間線がありますので、30pipsほど踏まれることを想定したロットで、売りで入るのも面白そうです。ただ米ドルが弱い状況が続いているので、無理にトレードしなくてもいいかなと思います。

15分足は上向きです。4時間足と1時間足の中間線が0.739付近にあり、直近はこの辺りでサポートされそうな雰囲気です。この辺りを下抜けしたら15分足移動平均帯下限あたりまで下がりそうな雰囲気もあります。

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.46まで下がっています。ポジション比率も値動きもレンジのようになっているので、このままポジション比率が下がっていくのかは不透明な感じですね。レンジ相場として上で売って下で買うのがいいかもしれません。
日足:下、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上
通貨強弱

1時間足の強弱は
JPY > GBP > AUD > EUR > USD
と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。
まとめ
強弱で考えるとGBPUSDのロング、EURJPYのショートがいいと思います。(個人的にクロス円はあまりやりたくないですが)GBPUSDは新規でエントリーするなら1.390あたりまで待ちたいところです。
コメント