昨日も米ドルが買われる展開になりました。VIXは少し下がったものの31台で推移しており、非常に高い状態をキープしています。米ドルを買う方向にポジションを取るタイミングを計るのがいいのかなと思います。
ドルインデックス(DXY)
ドルインデックス4時間足チャートです。103.4まで上昇し、2022年につけた高値を更新し、20年ぶりの水準に達しています。当面は米ドル買いで戦略を立てるのがいいのかもしれませんね。
EURUSD
個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.88付近で推移しています。ロング比率は頭打ちですね。EURUSDは下降トレンドが続いています。逆張りロングは考えない方がよさそうですね。
日足は下向きです。昨日で5日連続の陰線となり、今日も今のところ陰線になっています。日足で見ると、戻りらしい戻りはないですね。下位足でタイミングを計って戻り売りを狙うのがいいと思います。
4時間足、1時間足ともに下向きです。直近は1時間足中間線に触れることなく下落していますね。1時間足中間線タッチで戻り売りを狙いたいですが、チャンスはないかもしれません。
15分足も下向きです。15分足チャートで見ると、15分足中間線を超えるのも難しい状況です。直近は近くまで戻ってきているので、短期なら1.053あたりで売っても面白いかもしれません。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
USDJPY
個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.21付近で推移しています。USDJPYは今日の要人発言を受けて急騰しています。押し目があればロングしたいですが、押し目なしかもしれませんね。
日足は上向きです。今日は今のところ大きめの陽線になっており、とうとう130円台に突入してしまいました。日本大丈夫か、という気にもなりますが、トレーダーとしては淡々とついていくのがいいと思います。
4時間足、1時間足ともに上向きです。1時間足移動平均線が密集している価格帯を上抜けしたあと、要人発言で大きく上昇しています。オシレーターを見ると上昇の勢いはかなり強いため、逆張りはやめた方がいいでしょう。
15分足も上向きです。昨日の欧州時間に15分足が上向きに転換し、以降は15分足中間線をほとんど割れずに上昇を続けています。ここからしばらくは上昇のターンが続きそうですね。
日足:上、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上
GBPUSD
個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.91付近で推移しています。GBPUSDは強い下落が続いています。戻りらしい戻りもないので、揉み合ったらショートぐらいの感覚がいいのかもしれません。
日足は下向きです。昨日まで5日連続で陰線となり、今日も売られている状況です。戻りらしい戻りがないので、スイングショートは難しそうですね。
4時間足、1時間足ともに下向きです。直近は1時間足中間線を跨ぐことなく下落していますね。1時間足中間線のある1.255で反落が確認出来たら売ってもいいかなと思います。
15分足も下向きです。15分足中間線を跨ぐケースが出てきています。1時間足中間線がある1.255に直近のレンジ上限があるので、ここで反落するならショートしても良さそうです。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
AUDUSD
個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.87付近で推移しています。AUDUSDも下落が続いていますが、EURやGBPに比べると下落が緩やかですね。米ドルと組み合わせるならもっと弱い通貨がいい気がします。
日足は下向きです。米ドルが強いからか、下落が止まりませんね。オシレーターを見るとかなり低い値になっており、下落の勢いが強いことがわかりますね。
4時間足、1時間足ともに下向きです。1時間足中間線を跨いで上下しており、EURやGBPと比較すると豪ドルが強いのがわかります。1時間足中間線では売り圧力がかかっていないので、4時間足中間線まで戻ったら売りを検討してもいいかもしれません。
15分足も下向きです。下落トレンド中ですが、調整局面ですね。どこで下落が再開するか、売り場探しだと思います。0.713、0.715、0.718あたりが候補だと思いますが、正直他の通貨ペアの方がやりやすいと思います。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
通貨強弱
1時間足の強弱は
USD > JPY > EUR > AUD > GBP
と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。
まとめ
ドル円は上がったきり落ちてこないので、EURUSD、GBPUSDの戻り売りを狙います。EURUSDは1.056あたりがいいかなと思います。GBPUSDは1.255あたりで反落するなら売りで入ってもいいかなと思います。
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