一昨日までは米ドル買いの流れでしたが、昨日は米ドルが少し売られました。日本円は変わらず売られ続けているて回です。クロス円の方がトレードしやすい環境かもしれませんね。
ドルインデックス(DXY)

ドルインデックスはアセンディングトライアングルを上抜けしたか微妙な状況から一転して下落し、トレンドラインを下抜けしてしまいました。安値切り下げが発生しているわけではないためダウ的にはまだトレンド継続だと捉えていますが、ドルの上昇が続くのかは少し怪しくなってきました。
EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.57まで急落しています。EURUSDは直近の高値を更新しており、1時間足レベルでは上昇トレンドに転換したようにも見えます。

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。三角持合いを下にブレイクした後、急上昇し、1時間足移動平均帯上限も上抜けしました。上昇の勢いは一旦落ち着いているように見えますが、短期的な流れは上に変わったようにも見えます。

15分足は上向きです。 4時間足と1時間足の中間線が1.157~1.158あたりに固まっており、この辺りで底堅くなりそうなイメージです。1.156には15分足移動平均帯下限と1時間足移動平均帯下限が重なっており、1.158~1.156あたりで買い下がって行くのもいいかもしれません。
日足:下、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上
USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.12付近で推移しています。昨日は米ドルが売られましたが、ドル円のポジション比率はあまり変化がありません。ポジション比率的には新規で入りづらい状況ですので、USDJPYは押し目をつけてほしいところです。

4時間足、1時間足はともに上向きです。高値付近でもみ合っている間に4時間足中間線が113.0あたりまで追い付いてきました。 4時間足中間線にタッチして反発上昇するようであればロングで入りたいと考えています。
日足:上、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上
GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.37まで下落していますが、まだ下落の余地はある状況です。GBPUSDは直近高値付近まで上昇しており、このまま上にブレイクする可能性も十分にありそうに見えます。上下どちらに動くかわかりづらい状況です。

日足は下向きです。 昨日の大きな陽線で中間線まで戻ってきました。前回の下落の半値戻しを少し上抜けており、61.8ぐらいまで上昇する可能性もありそうです。短期足が下落に転じたらショートしても面白いと考えています。

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。 上値を押さえられていた日足中間線をついに上抜けしてきました。1.37に4時間足移動平均帯上限があり、ここを上抜けるようであれば、もうしばらく上昇の流れが続きそうです。
日足:下、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上
AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.23付近で推移しています。まだロング比率が減る余地はありますので、AUDUSDの上昇トレンドが続く可能性もありますね。

4時間足、1時間足はともに上向きです。相変わらず4時間足と日足の中間線が重なるあたりで支えられていることがわかります。短期的にはあきらかな上昇トレンドが発生していますので、これに乗るのがいいと思います。
日足:下、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上
通貨強弱

1時間足の強弱は
AUD > GBP > EUR > USD > JPY
と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。
まとめ
ドルストレートは少し手を出しづらいですね。強いて言うならAUDUSDのロングでしょうか。円がかなり弱い状況なのでクロス円のロングがいいように思います。
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