昨日は米国の経済指標発表の後、米ドルが強く売られましたね。ドル円以外のドルストレートは陽線、ドル円は陰線となりました。実際のチャートで確認していきましょう。
ドルインデックス(DXY)

ドルインデックス4時間足チャートです。サポートされていた95.5の水平線を大きく割り込んでいます。ここから93..8までこれといったサポートが見当たらないため、このまま下げていく可能性がありますね。
EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.33まで急落しています。個人投資家のロングポジションはどんどん利確し、ショートポジションが塩漬けになってるようですね。EURUSDは上げ基調と考えてよさそうです。

4時間足、1時間足ともに上向きです。昨日の米ドル売りを受けて1時間足、4時間足の移動平均帯もかなり広がってきています。オシレーターを見ると、移動平均線の傾きは上がり切った感じですので、あと2~3回波を打って下落するかなと思っています。
日足:下、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上
USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.39まで急上昇しています。久々の押し目になるのか、このまま下がって行くのか見極めが必要ですね。

4時間足は上向き、1時間足は下向きとチグハグな状況です。現在、日足の中間線付近でもみ合っています。114.3あたりに4時間足移動平均帯下限もあるので、このあたりから小ロットでロングしてみるのも面白いかなと思います。
日足:上、4時間足:上、1時間足:下、15分足:下
GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.11まで下落しています。 1時間足、4時間足レベルでは上昇トレンドと見て間違いなさそうです。ただし、上位足の流れに逆行しているのでそろそろ要注意です。

15分足は上向きですが、15分足中間線を割り込んでおり、オシレーターに表示している移動平均線の傾きもい落ち着いている状況ですので、調整の下落がありそうな雰囲気です。1時間足中間線のある1.368あたりが一旦の目安かなと考えています。
日足:下、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上
AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.3付近まで下落しています。AUDUSDはこのまま上昇しそうな雰囲気がありますね。

4時間足、1時間足ともに上向きです。昨日は0.722にあった1時間足と4時間足の移動平均帯上限、日足の中間線を上抜け氏、一気に上昇しました。オシレーターは高値を更新しており、調整下落まであと2~3波必要かなという感じです。
日足:下、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上
通貨強弱

1時間足の強弱は
GBP > EUR > AUD > JPY > USD
と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。
まとめ
昨日大きく動いたので、ちょっと狙いづらいところですが。USDJPYが114.3~114.6で止まるなら買ってもいいかなと思っています。GBPUSDはそろそろ下落が始まってもおかしくなさそうですが、下位足で下落を確認してからショートしたいと思っています。1.367を割ったらショートしてみたいです。
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