5/24相場分析(2021年)

相場分析

金曜日は欧州時間以降、ドル買いの展開となりました。一時的なドル売りポジションの利確なのか、トレンド転換につながるのか。チャートを見ていきましょう。

ドルインデックス(DXY)

金曜日は、注目していた89.75で跳ね返され上昇しました。前回の戻り高値およびトレンドラインを超えれば、トレンド転換の可能性がありそうですが、現時点ではトレンド転換と判断できる材料はなさそうです。もうしばらくは下降が続く可能性の方が高そうです。

EURUSD

 日足は上昇トレンド中です。金曜日はドル買戻しの動きか、1.2443を超えられずに反落しています。一方でレジサポ転換した1.2183付近にに位置しており、ここで踏みとどまるのであれば再び1.2443を目指して上昇してくると考えています。

1時間足は上向きです。金曜日は欧州時間から下落しましたが、直近安値の1.216と1時間足移動平均帯の下限が重なるあたりで反転上昇しているように見えます。

15分足は下向きです。1時間足とチグハグな状況ですので、多少もみ合うかもしれません。抜けた方向についていくのが良さそうです。

日足:上、1時間足:上、15分足:下

USDJPY

日足は上昇トレンド中です。金曜日はドル買いの影響もあって陽線となりましたが、日足の中間線付近で推移しており、上を目指すのか下を目指すのかわからない状況に見えます。

1時間足は下向きです。レンジのようになっていますが、4時間足も下向きに転じており、売りの方が優勢にも見えます。ロングを狙うなら109.3を上抜けしてからの方が無難そうです。

15分足は上向きですが、4時間足の移動平均帯中間線(赤色)が109.1付近には1時間足の移動平均帯上限が控えており、現時点ではロングの優位性はあまりなさそうです。

日足:上、1時間足:下、15分足:上

GBPUSD

日足は上昇トレンド中です。金曜日は年初来高値の更新を狙いましたが、欧州時間のドル買戻しの影響か更新はならず、陰線となりました。

1時間足、4時間足共に上昇トレンド中です。現状、比較的買いやすい価格まで落ちてきているように見えます。金曜日の急落が続かないことが確認できれば、欧州時間あたりから買っていってもいいかもしれません。

15分足はやや下向きです。金曜日のドル買戻しで移動平均帯下限(水色)を少し下抜けしていますが、上位足はそろって上目線なので、下げが一段落すれば買っていきたい通貨ペアです。

日足:上、1時間足:上、15分足:やや下

AUDUSD

日足は上昇トレンド中です。金曜日は陰線となり、中間線を下抜けしています。この数日はドルが売られる中、方向感が出ておらず、ドルと同程度の強さだと考えられます。

1時間足は下向き、4時間足は上向きというチグハグな状況が続いています。しばらくはレンジ戦略がいいのかもしれません。

15分足は下向きですが、少し下には上向きの4時間足の移動平均帯下限が控えており、すぐのショートにはあまり旨味がなさそうです。一方、ロングについても0.775付近に4時間足の中間線(赤色)および15分足の移動平均帯上限があり、こちらもあまり値幅が狙えません。どちらを狙うにせよ、もう少し引き付けた方が良さそうです。

日足:上、1時間足:下、15分足:下

通貨強弱

1時間足の強弱は

GBP > EUR > JPY > USD > AUD

と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。

まとめ

GBPUSD、EURUSDのロング、もしくはAUDJPYの戻り売りを狙います。

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