8/30相場分析(2021年)

相場分析

パウエル議長の発言、結果的に米ドルが売られる展開になりましたね。この流れが続くのかどうか、実際のチャートを見ていきましょう。

ドルインデックス(DXY)

パウエル議長発言で米ドルが売られましたね。上昇トレンドの下限でなんとか踏みとどまっている感じです。米ドルが買われてもいいような状況に見えますが、前回安値(92.5付近)を下抜けるようであれば米ドル売りに転換するのかもしれません。

EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.41付近で推移しています。パウエル議長発言を受けてEURUSDは上昇していますが、ポジション比率はあまり動いていません。

日足は下向きです。金曜日の陽線で中間線を上抜けてきました。まだ下目線ですが、中間線を上抜けていますので、新規エントリーは少し様子見がいいかもしれません。

4時間足は下向き、1時間は上向きとチグハグな状況です。金曜日の米ドル売りを受け、日足の中間線を上抜けしています。4時間足移動平均帯上限でなんとか踏みとどまっている状況です。このまま上に行くようであればしばらくは上昇しそうな雰囲気です。

15分足は上向きです。1時間足や4時間足の中間線が置き去りになっていますので、もう少し追い付いてくるまでもみ合うかもしれません。週明けに急落する可能性もありますので、上昇についていくかは慎重に見極めた方がいい気がします。

日足:下、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上

USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.35付近で推移しています。金曜日の米ドル売りでUSDJPYは下がっていますが、ポジション比率はほぼ反応していない状況です。

日足は上向きです。金曜日は陰線となり、まだ中間線付近で推移しています。ドル円は相変わらず方向感が出にくい状況のようですので、すぐにトレードする必要はなさそうです。

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。110.2の水平線は変わらずレジスタンスとして機能しているようです。売りの方が優勢かなとは思っていますが、できるだけ110.2に近いところまで引き付けてから入るべきかなと思います。

15分足は下向きですが、109.75に1時間足移動平均帯下限があるので、このまま下がるのか、この辺りで支えられるのか見ものです。

日足:上、4時間足:下、1時間足:上、15分足:下

GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.47付近まで下がっています。パウエル議長発言を受けて個人投資家のロングポジションは減ったようです。GBPUSDはまだ上がりやすい印象です。

日足は上向きです。金曜日は大きめの陽線となり、中間線まで戻ってきています。ロングもショートもはまだしづらいと思います。短期足の動きについていくのがいいかもしれません。

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。このまま日足の中間線で上値を押さえられるのか、上抜けするのか注目です。明らかにレジスタンスになるならショートも面白いと思っています。

15分足は上向きですが、中間線は下抜けしたようで、上昇の勢いは少し収まっているのかなと思います。流れは上向きだと思いますが、日足の中間線で上値を押さえられるなら下がってきそうな気もします。ロングするなら中間線上抜けを待つか、1時間足中間線(1.373)あたりまで引き付けたいところです。

日足:上、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上

AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.3付近です。AUDUSDは上がりやすい状況なのかもしれませんね。

日足は下向きです。金曜日の上昇で中間線まで戻ってきました。中間線を背に売りやすい状況だと考えています。

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。現在はギリギリ日足中間線で止まっている感じです。これを背にショートするのも面白そうですが、流れは上なので注意したいところです。

15分足は上向きです。金曜日は急上昇しましたが、もみ合いになっており、下げる可能性も出てきたように見えます。15分足中間線を下抜けるなら短期で売りで入っても良さそうです。

日足:下、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上

通貨強弱

1時間足の強弱は

AUD > EUR > GBP > USD > JPY

と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。

まとめ

流れは米ドル売りですが、チャート的には米ドルの買戻しが入ってもおかしくないポイントにきているように見えます。GBPUSD、AUDUSDが日足の中間線で押さえられるならショートしても良さそうです。

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