昨日は米ドルが少し売られ、ドル円以外のドルストレートは陽線、ドル円は陰線となりました。それでは実際のチャートを確認していきましょう。
ドルインデックス(DXY)

昨日は上下しましたが、最終的に日足は陰線で確定しました。今日は現時点で昨日の下落分上昇しており、レンジ状態です。4時間足は下向きですが、移動平均帯がかなり狭まっており、価格は中間線付近です。上にも下にも動きそうな雰囲気で、掴みづらい状況です。
EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.48付近で推移しています。しばらく横ばいが続いています。EURUSDもレンジが続いていますが、1.18を下抜けしたら少し下げそうな雰囲気です。

日足は下向きです。昨日は中間線を上抜けしましたが、上ヒゲで戻ってきています。昨日は最終的に陽線でしたが、今日はその分下落しており、方向がつかみづらい状況です。下向きで中間線よりも下で推移しているため、若干売りの方が優勢かなと考えています。
日足:下、4時間足:上、1時間足:下、15分足:下
USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.59まで上昇しています。ロング比率も順調に上昇しています。USDJPYは1時間足チャートを見ると下降トレンドが発生していることがわかります。もう少し下げそうな雰囲気です。

15分足は下向きです。 下落がかなりなだらかになってきています。1時間足中間線を上抜けするようであれば、短期的には上昇しそうです。その場合は109.6にある15分足移動平均帯上限あたりまで上昇する可能性もありそうです。
日足:上、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.43付近で推移しています。ポジション比率は若干上昇気味といった雰囲気ですが、どちらに動くのかはわかりにくい状況だと思います。

4時間足、1時間足はともに上向きです。1時間足の移動平均線は20pipsほどの範囲に密集しており、かなり売り買い勢力が拮抗しているようです。1.382を下抜けするようであれば、1.377あたりまで下げる可能性はありそうです。

15分足も上向きですが、15分足の移動平均線も15pipsほどの範囲に密集しており、方向感はありません。1.382を下抜けするなら1.377あたりまでのショート、1.385を上抜けするなら1.388あたりまでロングを狙うのも面白いかもしれません。
日足:上、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上
AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.55付近で推移しています。ロングポジションが一方的に膨らんでいる状況です。AUDUSDは下目線で問題なさそうです。

4時間足は上向き、1時間足は下向きとチグハグな状況です。現在、4時間足移動平均帯下限で踏ん張っている状況です。ここを下抜けすると4時間足も下向きに転換するため、一気に下がる可能性がありそうです。その場合、0.729あたりまでは下がるかなと見ています。
日足:下、4時間足:上、1時間足:下、15分足:下
通貨強弱

1時間足の強弱は
JPY > GBP > USD > EUR > AUD
と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。
まとめ
EURUSD、AUDUSDがどちらも節目に差し掛かっている状況です。EURUSDは1.18、AUDUSDは0.731を下抜けすれば一段下がりそうです。円が強いのでEURJPY、AUDJPYもいいかもしれません。
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