3/7 相場分析(2022年)

相場分析

 金曜日もユーロ、ポンドが売られる展開でしたね。ウクライナ情勢が落ち着けばユーロ・ポンドの急速な買戻しがあるかもしれませんね。いずれにせよテクニカルではなくヘッドライン相場なので十分注意してトレードしましょう。

ドルインデックス(DXY)

 ドルインデックス4時間足チャートです。ユーロドルが強く売られたこともあり、ドルインデックスは高値を更新しています。移動平均線の傾きはそろそろ落ち着きそうですが、もう少し高値を更新しそうだと考えています。

EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.89まで上昇しています。EURUSDは強く下落しています。ウクライナ情勢次第で急上昇しそうですので、ヘッドラインに注意しつつ、小ロットでトレードする方がいいでしょう。

日足は下向きです。先週は大きな下窓から始まって、窓を埋めないまま下落。金曜日は大陰線。2020年5月以来の安値を付けています。ウクライナ情勢が落ち着けば反発しそうですが、すぐには厳しいかもしれませんね。

4時間足、1時間足ともに下向きです。三角持合いを割り込んだあと、高値切り下げラインに戻ることなく下落しており、特に金曜日は強く下落しました。週末のポジション整理で少し上げたようですが、まだまだ上昇に転じる状況ではなさそうです。

15分足も下向きです。金曜日は大きく下落しましたが、現在は15分足中間線あたりまで戻ってきています。1時間足中間線がある1.098あたりまでは戻るかもしれませんね。この辺りで戻り売りを狙うのがいいかなと思います。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下

USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.5付近まで急上昇しています。リスクオフで円が強く買われたようで、金曜日のNY時間あたりから強く下落しています。ただし、米ドルが弱い状況でもないので上昇する可能性は十分にありそうです。

日足は上向きです。金曜日は円買いの影響で大きめの陰線になりました。安値切り上げライン付近まで下落しており、比較的買いやすい価格帯まで下げてきています。114.6あたりで買いたい気持ちもありますが、リスクオフが怖いのでもう少し様子を見たいです。

4時間足は上向き、1時間足は下向きとチグハグな状況です。金曜日はレジサポ転換していた115.3の水平線を割り込んで一気に下落しました。日足の安値切り上げラインで一旦支えられた格好ですが、このまま上昇するかは不透明です。

15分足は下向きです。急落の後、15分足中間線が追い付いてきた状況です。ここを上抜けるなら115.2あたりまで戻すかもしれません。

日足:上、4時間足:上、1時間足:下、15分足:下

GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.85まで上昇しています。GBPUSDは直近のレンジ帯を割り、戻り売りを狙う人は多そうな状況です。リスクオンになれば急激に買われそうですが、しばらくはロングの場面は来ないかもしれませんね。

日足は下向きです。金曜日は大きな陰線になり、前回安値の1.316を試す展開になっています。スイングでショートをする状況ではないと思いますが、下位足で短期ショートを狙ってもいいかなと思います。

4時間足、1時間足ともに下向きです。1.327の水平線を割り込んでいますね。ここから少し戻して1.316の安値を試す展開は十分考えられます。1.327まで戻ってサポレジ転換するようならショートを狙ってもいいかもしれません。

15分足も下向きです。金曜日に大きく下げたものの、15分足中間線をまたいで推移しています。1.329付近にある1時間足中間線あたりまで上昇する可能性はありそうです。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下

AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.17付近まで下落しています。AUDUSDはきれいな上昇トレンドが続いています。そろそろ日足の250SMAに差し掛かるので、どう反応するか注目しています。

日足は下向きですが、3日連続の陽線で日足の250期間平均線まで戻っています。現在、豪ドルはかなり強い状況ですので、すぐに逆らってショートするのは危険だと思いますが、下位足でブルトップや三尊を形成するようなら下落に転じる可能性は十分にありそうです。

4時間足、1時間足ともに上向きです。1時間足中間線に支えられながらきれいな上昇トレンドを形成していますね。分かり易いトレンドになっているので、そろそろトレンドが終わる可能性がありますが、安易に売るのは危険です。0.74に日足の移動平均帯上限(250日移動平均線)があるので、どのように反応するか注目しましょう。

15分足は上向きです。チャートは上下に動いていますが、1時間足中間線が比較的効いてる印象で、15分足の移動平均線は無視されてる感じです。1時間足チャートを見てトレードするのがいいかなと思います。

日足:下、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上

通貨強弱

1時間足の強弱は

 AUD > JPY > USD > GBP > EUR

と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。

まとめ

 GBPUSDの戻り売り狙いです。1.327~1.329あたりまで上昇して、反落の兆しがあればショートを狙ってみたいです。ユーロはかなり弱い状況ですが、移動平均線との乖離も大きく、強く反発する可能性がありそうなので様子見です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました