昨日も米ドル中心の相場となりました。経済指標で米ドルが大きく売られ、NY時間から買い戻される展開となりました。今日は大きな経済指標もなくテクニカルが効きやすい状況だと考えています。早速チャートを見ていきましょう。
ドルインデックス(DXY)

昨日発表されたのCPIが悪かったためか、米ドルが大きく売られましたが、92.38付近の水平線で持ちこたえて再上昇しました。現在は中間線を上抜けており、移動平均線も密集している状態です。再度92.8を試す展開になる可能性が高そうだと考えています。
EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.55付近で推移しています。EURUSDが高値を更新できなかったため、もう一度下を試す展開になりそうな雰囲気です。

4時間足は上向き、1時間足は下向きとチグハグな状況です。 昨日は米国の経済指標を受けて上昇したものの、1時間足移動平均帯上限に阻まれて下落を再開したようです。順調にいけば、このまま4時間足移動平均帯下限(1.178)を試す展開になりそうに見えます。

15分足は下向きですが、移動平均線は10pipsほどの範囲に密集しており、もみ合っている状況です。上位足の流れから下に抜ける可能性が高そうに見えます。抜けたら4時間足移動平均帯下限のある1.178あたりまで下げそうな雰囲気です。
日足:下、4時間足:上、1時間足:下、15分足:下
USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.46付近で推移しています。USDJPYは直近のレンジを下抜けした可能性がありそうです。

4時間足、1時間足はともに下向きです。昨日の米国経済指標で1時間足、4時間足の移動平均線が密集していた価格帯を一気に下抜けしており、そのまま下落が続いています。サポートだった109.6も下抜けしているため、もう少し下げてきそうな雰囲気です。
日足:上、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.70付近まで上昇しています。ポンドも米ドルも強い状況なので方向感が出にくいと思いますが、若干上昇方向が優勢かもしれません。

4時間足は上向き、1時間足は下向きとチグハグな状況です。 こういう場合、レンジになるケースが多いのですが、GBPUSDはレンジの幅が大きいためか、1時間足の移動平均帯をはみ出るケースが多いため、1時間足移動平均帯上限で売りで待ち構えるのはあまり得策ではないかもしれません。

15分足は下向きです。 1時間足の移動平均帯上限と15分足移動平均帯上限がどちらも1.384付近にあるため、ここのあたりで反落する可能性があります。ただ突き抜けてくる可能性も十分にあるため、動いた方についていくのがいいと思います。
日足:上、4時間足:上、1時間足:下、15分足:下
AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.60までほぼ波を作らずに上昇しています。戻りはあるかもしれませんが、AUDUSDは下げ基調と考えています。

4時間足は上向き、1時間足は下向きとチグハグな状況です。現在、4時間足移動平均帯下限付近でもみ合っている状況です。ここを下抜けしたら売りで入りたいです。上昇するなら日足の中間線(0.736)、もしくは1時間足移動平均帯上限(0.7385)あたりで戻り売りを狙いたいです。

15分足は下向きです。4時間足移動平均帯下限で何度も反発していますね。戻り売りを狙った方が傷が浅いと思います。15分足移動平均帯上限と4時間足中間線が重なる0.734あたりも戻り売りしやすいポイントに見えます。
日足:下、4時間足:上、1時間足:下、15分足:下
通貨強弱

1時間足の強弱は
JPY > USD > GBP > EUR > AUD
と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。
まとめ
今日も引き続き、AUDUSD、EURUSDのショート狙いです。 AUDUSDは0.734までは戻りを待ちたいです。 EURUSDは1.18を下抜けしたらショートしたいです。
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