2/2 相場分析(2022年)

相場分析

昨日も米ドルが売られる展開となりました。ドル円以外のドルストレートは陽線になりました。まだ米ドルが売られるのか不透明な状況です。実際のチャートで確認していきましょう。

ドルインデックス(DXY)

 ドルインデックス4時間足チャートです。中間線を割り込んでそのまま下落が続いていますね。直前の上昇の38.2%戻しを超えており、50%まで達する可能性がありそうです。

EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.46付近まで下落しています。チャートを見ると、まだ安値の起点となった戻り高値には到達していないため、ダウ理論的には下降トレンド中との判定になるかなと思います。ショートで入るリスクリワードは良さそうです。

日足は下向きです。安値切り上げラインを割り込んで安値を更新したと思ったらV字回復して戻ってきました。1.132あたりに中間線も控えているため、そろそろ売り圧力がかかりそうですが、下位足で下降への転換の兆しが見えてからショートする方がいいと思います。

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。1時間足の高値切り下げラインを上抜けして、1時間足、4時間足の中間線に支えられるように上昇しています。1時間足の移動平均帯上限も上抜けし、上向きに転換しています。1.131~1.132に日足の中間線と4時間足移動平均帯上限、下落の起点となった戻り高値があるため、戻り売りを狙いやすそうな位置に見えます。

15分足は上向きです。1時間足移動平均帯上限を辛うじて上抜けしたように見えます。オシレーターを見ると上昇の勢いはかなり落ち着いており、4時間足と1時間足の中間線を割り込んだら下落しそうにも見えます。

日足:下、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上

USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.36付近まで上昇しています。USDJPYは上昇トレンド中の調整局面で、本格的なトレンド転換はまだという雰囲気です。押し目買い狙いでいいと思っています。

日足は上向きです。3日連続の陰線となり、中間線まで下がってきました。今日は今のところ陽線になっていますが、中間線に支えられそうな雰囲気もあります。

4時間足、1時間足ともに上向きですが、どちらの移動平均帯も幅を狭めている状況です。114.5は日足の中間線、1時間足と4時間足の移動平均帯下限が密集しており、買われやすいポイントだと思います。ここを背にロングするのも面白いかもしれませんね。

15分足は下向きです。高値安値の切り下げが一旦落ち着いていますね。しばらくもみ合いが続いていますが、1時間足中間線をまたいで推移しており、上昇する雰囲気もあります。114.5に1時間足と4時間足の移動平均帯下限が控えており、リスクリワード的にはロングが面白そうです。

日足:上、4時間足:上、1時間足:上、15分足:下

GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.42まで下落しています。下落トレンドの戻り高値付近でのもみあいが続いています。ここを超えると1時間足レベルでは上昇トレンドに転換したと判断するトレーダーが多そうです。上位足も下落トレンド中なので、ショートするにはリスクリワードがいいところだと思います。

日足は下向きですが、3日連続の陽線で中間線を上抜けてきました。実体の大きさも徐々に大きくなっているのも気になります。今日も今のところは陽線となっており、さらに上昇する可能性もありそうです。

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。安値の起点となった高値付近でのもみあいが続いています。1時間足、4時間足、日足の中間線が密集しており、1.349を割れば一気に下げる可能性もありそうです。

15分足は上向きです。もみ合いが続いていますね。オシレーターを見ると上昇の勢いは落ち着いており、一旦は下落する可能性もありそうです。1.349時間足中間線を割り込んだら1.345ぐらいまで一気に下げるかもしれません。

日足:下、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上

AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.29まで急落しています。AUDUSDも安値の起点となった戻り高値付近まで戻ってきており、下落トレンドが続くかどうかの正念場というところです。

日足は下向きです。2日連続で大きな陽線となり、0.717にある中間線の近くまで戻ってきています。ここをすんなり上抜けるようであればさらに上昇するかもしれません。

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。安値の起点となった戻り高値が0.717付近にあり、日足の中間線とも重なっています。さらに4時間足移動平均帯上限も0.718付近にあるため、この辺りでは売り圧力が強くなりそうです。1時間足中間線を割り込んだらショートしたいと思っています。

 15分足は上向きです。1時間足、4時間足の中間線に支えられて上昇しています。15分足中間線が1時間足中間線より下に来ればパーフェクトオーダー状態になるため、売りやすくなると思っています。

日足:下、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上

通貨強弱

1時間足の強弱は

 GBP > AUD > EUR > USD > JPY

と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。

まとめ

リスクリワード的にドル買い方向が狙いやすい状況だと思います。EURUSDは1.131~1.132での戻り売り。GBPUSDは1.352~1.356で売り上がって行きたいです。AUDUSDは0.717~0.718あたりの戻り売りを狙います。USDJPYは114.5付近に重要な線が密集しており、ここを背にロングしたいです。

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