金曜日は少しだけ米ドル、円が売られてリスクオンムードでした。VIXも28台まで下がってきています。週明けから米ドルが買われる展開になるのか、注目ですね。
ドルインデックス(DXY)

ドルインデックス4時間足チャートです。金曜日は週末クローズの動きか、米ドルが売られ気味でした。ただ現時点でも中間線より上で推移しており、週明けから米ドルが買われやすいと見ています。
EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.72付近で推移しています。ロング比率の上昇余地は十分にありそう。EURUSDは安値圏での揉み合いが続いていますが、いずれ下落するのかなと思っています。

日足は下向きです。昨日は小さな陽線になりましたが、上昇転換の気配はまだありませんね。オシレーターを見ても下落の勢いがまだある状態に見えます。スイングでは追いかけづらいので、下位足でショートしていきたい通貨ペアです。

4時間足、1時間足ともに下向きです。1度は1時間足中間線に阻まれて下落したものの、再度戻ってきていますね。1.042を上抜けてくるようであれば、4時間足中間線のある1.048あたりまで上昇してくるかもしれませんね。

15分足も下向きです。1.042付近まで戻ってきていますね。1時間足中間線を跨いで推移しており、1.042を上抜けする可能性もありそう。一旦はここを背にショートして、上抜けるならドテンもいいかもしれません。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.25付近で推移しています。USDJPYは方向感が出ていませんね。ドルも円も買われるとき、売られる時が一致しているのでトレンドが出にくいのかもしれませんね。

4時間足は上向き、1時間足は下向きとチグハグな状況です。木曜日の下落は日足の中間線で支えられたようです。4時間足中間線に上値を押さえられたものの、終値では上抜けています。次のターゲットは130.0付近にある1時間足移動平均帯上限かなと思います。ここで反落するなら再度日足中間線を試す展開になるかもしれません。
日足:上、4時間足:上、1時間足:下、15分足:上
GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.78付近で推移しています。GBPUSDは下降トレンド中で安値圏でもみ合っている状況です。引き続き売り優勢と見ています。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:上
AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.61付近で推移しています。AUDUSDは他の通貨ペアより戻りが強いですね。米ドル買いに転じたら一緒に売るのもいいですが、AUDUSDのチャートで売るのは危険かもしれませんね。

4時間足、1時間足ともに下向きです。1時間足の高値切り下げラインまで戻ってきました。4時間足中間線もあるので、売りやすいポイントだとは思います。ただ、豪ドルはユーロやポンドに比べて戻りが強めなので、あっさり上抜けする可能性もあり要注意です。

15分足は上向きです。直近は高値安値の切り上げが発生しており、上昇トレンドになっていますね。4時間足中間線と1時間足の高値切り下げラインが重なる0.694は面白い売り場だと思いますが、あっさり上抜ける可能性も十分ありそうです。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:上
通貨強弱

1時間足の強弱は
JPY > USD > EUR > GBP > AUD
と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。
まとめ
EURUSD、GBPUSDのショートを狙います。EURUSDは1.042付近でショート、上抜けたらドテンかなと思います。GBPUSDは1.228付近でショートして上抜けたらドテンで考えています。週明けから米ドルが買われるのか、金曜日に続いて売られるのかがポイントだと思います。
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