6/7 相場分析(2022年)

相場分析

 金曜日から米ドル買いが継続していますね。ドル円は高値を更新し、20年ぶりの高値水準です。米ドル買いの流れが顕著になっていますので、逆らわずついていきたいですね。

ドルインデックス(DXY)

 ドルインデックス4時間足チャートです。三角持合いを上に抜け、直近の高値だった102.7を試す展開になっています。ここを上抜けしたらさらに上昇しそうですね。米ドル買い継続と見ています。

EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.58付近まで上昇しています。米ドル買いの流れが出てきており、高値が若干切り下がっています。やや売り優勢になってきた感じですね。

日足は下向きです。黄色の平行チャネルの中で推移していますね。1.064を割ったらさらに下げそうです。これを確認してから売っても、リスクリワードは十分かもしれませんね。

4時間足は上向き、1時間足は下向きとチグハグな状況です。4時間足レベルの安値切り上げラインを割り込んでいます。1.07あたりに1時間足~日足の中間線が並んでおり、上値は重くなりそう。1.064あたりまではすんなり下げるかもしれませんね。

15分足は下向きです。売りで入るなら15分足と4時間足の中間線がある1.068~1.069あたりがいいと思います。

日足:下、4時間足:上、1時間足:下、15分足:下

USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.19付近まで下がっています。USDJPYは20年ぶりの高値水準です。米ドル買いと円売りで強く上昇しています。逆らわずについていきたいですね。

日足は上向きです。昨日、直近高値の131.3を更新してからぐんぐん上昇し、今日は一時133円をタッチしています。下位足で押し目買いのポイントを探したいですね。

4時間足、1時間足ともに上向きです。上昇の勢いがかなり強いです。当面の押し目買いの目安は1時間足中間線のある131.7あたりかなと思っています。

15分足も上向きです。昨日の欧州時間以降、15分足中間線にも触れずにぐんぐん上昇しています。短期トレードならこのままロングしてもいいのかもしれませんね。押し目を待つなら1時間足中間線を目安にするといいかなと思います。

日足:上、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上

GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.70付近で推移しています。GBPUSDは直近安値を割っており、下降トレンドが始まったような雰囲気です。売りで狙っていきたいですね。

日足は下向きです。1.262の水平線に阻まれたように見えます。中間線の下で推移しており、売り優勢ですね。スイングで安値まで狙うのも面白いと思います。その場合、損切は1.262あたりに置いておきたいですね。

4時間足、1時間足ともに下向きです。1.246の直近安値を割ったように見えますね。1時間足レベルの高値切り下げライン付近に日足の中間線もあり、上値は重そう。戻り売りを狙いたいですね。

15分足も下向きです。直近で大きく下落しているので、1.247あたりからぼちぼち戻り売りを狙ってもいいかなと思います。1.250あたりまでは戻る可能性は十分にありそうです。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下

AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.44付近で推移しています。AUDUSDは押し安値を更新しておらず、ダウ理論的には上昇トレンド中かなと思います。ただ高値切り下げが発生しているようで押し安値の0.716を割ったら下降トレンド開始とみなすトレーダーも増えそうです。

日足は下向きです。今日は上下に長いひげが出ており方向感がない状況。豪ドルも米ドルも強いので、トレンドは出にくい状況かもしれませんね。

4時間足、1時間足ともに上向きです。今日は上下に激しく動いていますね。辛うじて1時間足移動平均帯下限に支えられているように見えます。1時間足~日足の中間線が重なる0.72あたりで推移しており、どちらに動くのかよくわからない状況だと思います。

15分足は下向きです。直近のzigzagがおかしな形状になっており、テクニカルが効かない雰囲気。AUDUSDはトレードしなくてもいいかなと思います。

日足:下、4時間足:上、1時間足:上、15分足:下

通貨強弱

1時間足の強弱は

 AUD > USD > EUR > GBP > JPY

と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。

まとめ

 USDJPYの押し目買い、GBPUSDの戻り売りを狙います。USDJPYは131.7あたり、GBPUSDは1.247~1.250あたりを狙います。

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