8/4の米国経済指標依頼、米ドルが買われています。本日の夜、米国の重要指標が発表されますので、それまでは様子見といった雰囲気のようです。
ドルインデックス(DXY)

米ドルが上昇を再開しているように見えます。調整波のトレンドラインを上抜けしており、4時間足中間線よりも上で推移していますので、米ドルが強い状況が続きそうな雰囲気です。
EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.63付近で推移しています。ロング比率も徐々に上がってきており、EURUSDは下げ基調とみて間違いないと思います。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
USDJPY

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。明日から長期休暇になる企業も多いということもあり、仲値的な要素で上昇したようで、1時間足移動平均帯上限を上抜けしました。ドルインデックスを見ても米ドルは回復の兆しを見せており、上昇に転じてもおかしくはなさそうです。

15分足は上向きです。緩やかな上昇が続いていることがわかります。戻りを待つなら、4時間足と1時間足の中間線が重なる109.7あたり、もう少し様子を見るなら1時間足と15分足の移動平均帯下限がある109.4あたりが良さそうです。

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.32付近で推移しています。米国経済指標でポジション比率が急落した後もずるずるとポジション比率が下がっています。ドルインデックスも下降のトレンドラインを上抜けしたように見えるため、USDJPYが上昇する可能性が高そうです。ただし、米国の経済指標をまたいでトレードするのは危険なので控えた方がいいでしょう。
日足:上、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上
GBPUSD

4時間足、1時間足はともに上向きです。1時間足チャートで見ても日足の中間線で底堅くなっていることがわかります。1時間足の移動平均帯下限も追いついてきており、1.388~1.389あたりは堅そうに見えます。

15分足も上向きです。15分足の移動平均線は15pipsほどの範囲に密集しており、方向感があまりありません。1.391あたりに15分足の移動平均帯下限と4時間足中間線が重なっており、この辺りから少しずつ買い下がっていくのも面白そうです

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.23付近で推移しています。ロングポジション比率は一時に比べてかなり上昇しましたが、GBPUSDの下げ幅は限定的です。上昇の方が優位性が高そうに見えます。
日足:上、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上
AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.50付近で推移しています。市場参加者も方向感を見失っているように見えます。中期的には豪ドルの力強さはあまり感じられず、米国の経済指標の結果によっては大きく下げる可能性がありそうです。
日足:下、4時間足:下、1時間足:上、15分足:下
通貨強弱

1時間足の強弱は
GBP > AUD > USD > JPY > EUR
と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。
まとめ
米国の経済指標があるため、強弱的にはGBPJPY、AUDJPYのロングがいいのかもしれません。
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