6/6 相場分析(2022年)

相場分析

 金曜日は米ドルが買われましたね。ここのところ、米ドルは方向感がはっきりしない状況が続いています。VIXは24台で落ち着いています。そろそろ今月の米ドルの方向感が出そうな気もします。

ドルインデックス(DXY)

 ドルインデックス4時間足チャートです。高値が切り下がり安値が切り上がっているように見えます。米ドルは方向感が定まっておらず、三角持合いのような形状になっていますね。抜けた方向に動くのかもしれませんね。

EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.41付近まで戻しています。EURUSDは上昇トレンド中ですが、まだ高値を更新できていない状況。上昇トレンドが継続するかは微妙なところに見えます。

日足は下向きです。平行チャネル上限付近での揉み合いが続いています。スイングで入りやすい位置に見えます。1.079を超えたら損切、直近安値付近で利確すると仮定すると、かなりの損小利大になります。小ロットでショートしてもいいと思います。

4時間足、1時間足ともに上向きですが、1時間足の移動平均線はあまり機能していない様子。日足の高値切り下げラインが50pipsほど上にあり、前回高値まで70pipsほど。デイトレでショートを狙うならもう少し引き付けたいですね。スイングで売りを狙うなら入りやすいところかもしれません。

15分足は上向きです。4時間足中間線、15分足移動平均帯下限、1時間足移動平均帯下限が1.069~1.070付近にあり、短期的には底堅い動きになる可能性があります。上は1.076で押さえられているので、しばらくレンジになるかもしれませんね。

日足:下、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上

USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.23付近で推移しています。USDJPYは直近高値を更新しており、上昇トレンド中です。131.3の前回高値を試す展開になりそうです。

日足は上向きです。先週の始値から300pipsほど上昇し、131.3の高値を試す展開。ここを超えたらさらに伸びるかもしれませんね。スイングは値幅が見込みにくいので新規エントリーは厳しいかもしれませんが、デイトレでも上を狙いたいですね。

4時間足、1時間足ともに上向きです。雇用統計がよかったためか、NY時間から米ドルが続伸しました。円も弱いからか80pipsほど上昇しました。週明けもこの流れは変わらないと見ています。押し目があれば買いたいですね。

15分足も上向きです。雇用統計を受けて一気に上昇しました。押し目はなかなか狙いづらいですが、1時間足中間線のある130.2あたりが目安かなと考えています。

日足:上、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上

GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.69付近で推移しています。GBPUSDは高値が切り下がっているように見えますね。ポンドが弱いように見えます。1.247を割ったら一気に下げるかもしれませんね。

日足は下向きです。中間線付近で揉み合っていますが、オシレーターも勢いが落ちており、売り優勢な雰囲気ですね。ポンドが弱い状況なので1.267を超えたら損切するイメージでショートしていくのも面白いかもしれません。

4時間足、1時間足ともに下向きです。4時間足の安値切り上げラインを割り込んでおり、そろそろ決着がつきそうに見えます。上には邪魔な線がたくさんあるので、上値は重そうです。小ロットで売り上がって行くのもいいかなと思います。

15分足も下向きです。横向きだった1時間足移動平均帯も下に広がってきており、短期的には売り優勢でしょう。1.254あたりまで戻って反落したら売りやすいと思います。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下

AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.42付近で推移しています。AUDUSDは上昇トレンド中と考えています。上昇のトレンドライン付近まで押しており、比較的買いやすい状況だと思います。

日足は下向きですが、移動平均帯上限付近で推移しています。豪ドルも米ドルも強いので、あえてAUDUSDをトレードしなくてもいいかなと思います。

4時間足、1時間足ともに上向きです。0.728には日足の移動平均帯上限があり、0.720には4時間足と日足の中間線があります。しばらくレンジになるかもしれません。

15分足は下向きです。直近は4時間足中間線に支えられていますね。ここを割ったら1時間足レベルの安値切り上げラインまで20~30pipsほど下落するかもしれませんね。

日足:下、4時間足:上、1時間足:上、15分足:下

通貨強弱

1時間足の強弱は

 AUD > EUR > USD > GBP > JPY

と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。

まとめ

 狙いはGBPUSDのショートです。EURUSDの日足の平行チャネル上限付近で推移しており、指標を受けて米ドル買いが続くなら、下げる余地が大きそうです。ユーロよりもポンドの方が弱い状況が続いており、GBPUSDのほうが売りやすいと思います。強弱的にはUSDJPYのロングもいいと思いますが、直近高値で反落する可能性もあり、あまり大きな値幅は見込めないかもしれません。

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