7/25 相場分析(2022年)

相場分析

 金曜日は上下に激しい展開となりました。欧州開始時に米ドルが強く買われたものの、その後米ドルが大きく売られました。そろそろ7月末も近づいており、円が買われやすい時期に入っています。週明けの動きに注目ですね。

ドルインデックス(DXY)

 ドルインデックス4時間足チャートです。金曜日は上下に動いていますが、106.38の水平線が意識されているようにも見えますね。安値切り上げラインがすぐ下に迫ってきており、この辺りで支えられやすい状況になってきていると思います。

EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.56付近で推移しています。EURUSDはレンジが続いています。上位足は下降トレンド、下位足は上昇トレンドでぶつかっています。どちらに動くか注目ですね。

日足は下向きです。中間線付近で上ひげが目立ってきていますね。中間線~平行チャネルの上限の間当たりが売り場かなと思っています。上ひげも目立ってきているのでそろそろチャンスがあるかもしれません。

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。レンジを割ったかなと思ったら戻ってしまいました。ただ高値は切り下げているので、1.012を割ったら1時間足も下向きに転換して売りやすい状況になると思います。

15分足は上向きです。直近は15分足の移動平均帯下限で反応しているようです。1.018を割ったら短期的に売りが狙えるかもしれません。

日足:下、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上

USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.33付近で推移しています。USDJPYは大きく崩れています。4時間足レベルの安値切り上げラインとぶつかっており、どちらに動くか注目ですね。

日足は上向きです。金曜日は大きな陰線になりました。ちょうど中間線で支えられているように見えますね。ちょっと浅いですが、ロングを狙ってみるのも面白いと思います。

4時間足は上向き、1時間足は下向きとチグハグな状況です。図は4時間足チャートですが、安値切り上げラインと日足中間線が重なっており、ロングのリスクリワードが良いように見えます。ただし、右肩下がりのダブルトップにも見えるのでこのまま下落する可能性も十分にありそうです。ロングで入るなら損切は浅めの方がいいでしょう。

15分足は下向きです。中間線がパーフェクトオーダー状に並んでいますね。このまま15分足中間線に上値を押さえられて下落する可能性もありそうです。ロングを狙うなら15分足中間線を上抜けてからでもいいかもしれません。

日足:上、4時間足:上、1時間足:下、15分足:下

GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.69付近で推移しています。GBPUSDは1.205の過去高値まで戻っており、反落する可能性もありそうです。ここを上に抜けるならさらに上昇しそうです。

日足は下向きです。金曜日は中間線で一度跳ね返されてるように言えますね。中間線~トレンドラインの間でスイングショートを狙うのもありだと思います。

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。図は4時間足チャートですが、1.025の水平線がレジスタンスになってるように見えます。日足中間線も同じ水準にあり、リスクリワードは売りの方が良さそうです。

15分足は上向きです。1時間足移動平均帯上限を突破して上に伸びましたが、1.205で反落した形。1.198~1.199付近の中間線が密集しているあたりで買い圧が強くなり反発上昇している形。ここを割れればさらに下げるかなと思っています。

日足:下、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上

AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.40付近で推移しています。AUDUSDは上昇トレンドが続いており、デイトレ目線なら押し目買いを狙うのがいいでしょう。

日足は下向きです。金曜日は高値切り下げラインできれいに反落しているように見えます。リスクリワードを考えると、ここでショートするのも面白そうですが、豪ドルは強いのでAUDUSDが下落するなら他の通貨ペアはもっと下落するかなと思っています。

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。日足の高値切り下げラインがきれいに効いていますが、このまま下落するかはわからないですね。豪ドルは比較的強い状況なので、無理に売らなくても他の通貨ペアを売ればいいのかなと思っています。

15分足は上向きです。15分足の安値切り上げと日足の高値切り下げがぶつかって三角持合いになっていますね。安値切り上げラインの下に15分足の移動平均帯下限と4時間足中間線もあるので、短期的にはロングのほうがいいのかもしれません。0.689を割るまで、売るのはやめておいた方がいいでしょう。

日足:下、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上

通貨強弱

1時間足の強弱は

 AUD > JPY > ERU > GBP > USD

と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。

まとめ

 GBPUSDの戻り売りを狙います。1.205あたりがレジスタンスと認識されており、売り圧力がかかりそう。戻らず下落するなら、1.192割れで短期ショートを狙うのもいいかもしれません。

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