12/1 相場分析(2021年)

相場分析

昨日は米ドル売り、米ドル買いが激しく入り乱れる展開でした。そんな中、ユーロと円は米ドルより強く、ポンド、豪ドルが弱い状況が続いています。強い通貨と弱い通貨の組み合わせで押し目買いや戻り売りを狙いたいと思っています。

ドルインデックス(DXY)

ドルインデックスの4時間足チャートです。昨日は大きな陰線やかなり長い上ヒゲを伴った陽線が出現しており、上下に激しく動いています。平行チャネルの中間あたりで推移しており、現時点ではまだ、米ドルの方向感は定まっていないように見えますね。

EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.59付近で推移しています。個人投資家も売買方向が定まっていない状況に見えますね。テクニカルよりもVIXによって方向が決まる相場になっているように見えますね。

日足は下向きですが、調整局面ですね。中間線が1.144付近にありますので、だいぶ近づいてきました。オシレーターも0を上回りそうな状況ですので、戻り目になりそうな雰囲気です。

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。昨日は激しい動きを見せましたが、その後は少し落ち着ているようにも見えます。1時間足移動平均帯下限が効いているようにも見えます。押し目があれば買ってもいいかもしれませんね。

15分足は上向きです。昨日の急落後、急上昇して、4時間足中間線、1時間足中間線付近でもみ合っていますね。15分足移動平均線は30pipsほどの範囲に密集しており、どちらかに抜けるのを待った方がよさそうに見え舞す。

日足:下、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上

USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.35付近で推移しています。ロングポジション比率がかなり回復していますね。今すぐに上昇再開とはいきませんが、ロングを検討するのもいい状況になったと思います。

日足は上向きです。中間線を下抜けて推移していましたが、今日は今のところ陽線となっており、中間線まで戻ってきています。直近の安値である112.7で支えられているようにも見えますので、ロングの方が優勢かもしれません。

4時間足、1時間足はともに下向きです。ちょうど1時間足、4時間足、日足の中間線が集まっている価格帯に差し掛かっています。密集地帯を抜けた方向についていくのがわかりやすいかもしれません。

15分足は上向きです。15分足、1時間足の中間線を上抜けており、4時間足中間線が上に控えている状況です。113.75にある4時間足中間線を上抜けるようであれば上昇してきそうです。ここで一旦阻まれて短期的にはレンジになりそうな雰囲気です。

日足:上、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上

GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.61付近で推移しています。ロングポジションは減少傾向ですね。GBPUSDは下目線継続と考えていますが、短期的にはまだ戻る可能性がありそうです。

日足は下向きです。昨日は陰線になりましたが、長い下ひげを伴っており、買い圧力が強そうに見えます。中間線からも乖離しており、もう少し上昇しそうに見えます。

4時間足、1時間足はともに下向きです。4時間足中間線を一旦上抜けしてから急落し、再び戻ってきています。4時間足中間線はもうあまり機能しない可能性が高そうです。1.337に前回高値、1.338に1時間足移動平均帯上限がありますので、この辺りで売り圧力がかかりそうです。

15分足は上向きですが、急落後に戻している最中で高値を更新するかは不透明です。1.333付近にある4時間足中間線を上抜けるなら、直近高値である1.337を試す展開になるかなと思っています。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:上

AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.77まで減少しています。AUDUSDは珍しく逆ペナントのような形になっていますね。リスクオフになったら大きく下落しそうな雰囲気がありますので、できればショート方面でエントリーしたいです。

日足は下向きです。昨日は安値を更新したものの、長い下ひげを伴っており、今日はこれまでのところ陽線になっています。戻りを待って売りたい状況に見えます。

4時間足、1時間足はともに下向きです。4時間足レベルの高値切り下げライン(水色)付近まで上昇しています。0.717にある前回高値も同じ水準ですので、この辺りでは売り圧力が強くなりそうですね。水色線を背に売りで入るのも面白そうです。上昇の勢いが落ち着いたら売りたいですね。

15分足は上向きです。4時間足、1時間足、15分足の中間線よりも上で推移しており、上昇の勢いが強い状況ですが、4時間足レベルの高値切り下げラインが0.717付近にあり、上下どちらに動くのか注目です。一旦ショートで入って、水色線を上抜けるようであればドテン買いもいいかもしれません。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:上

通貨強弱

1時間足の強弱は

JPY > EUR > USD > GBP > AUD

と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。

まとめ

AUDUSDが比較的売りやすい位置にいるように見えます。上昇の勢いも強いですが、4時間足高値切り下げラインがある0.717付近でもみ合うようならショートで入りたいです。水色線を上抜けたらドテン買いもいいと思います。

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