相場もオミクロン株の影響に注目して取引量が減っているのか、値動きが激しい状況ですね。現在はリスクオフ傾向ですが、オミクロン株があまり脅威ではないとなればリスクオンに動きそうです。テクニカルが効きにくい状況なのでロットはあまり張らない方が安全だと思います。
ドルインデックス(DXY)

ドルインデックス4時間足チャートです。平行チャネルの中心線付近まで戻ってきました。テクニカルが効きにくい状況ですので、ここで反発するかはわかりませんが、警戒しておくに越したことはないでしょう。ここを割るなら、平行チャネルの下側まで走る可能性もありそうです。
EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.66付近まで下がってきました。ユーロはリスクオフで買われる傾向が鮮明になっており、リスクオフ相場が続くようであればEURUSDは上昇しそうです。

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。安の切り上げが発生しています。1.133を上抜けるようであれば短期的な上昇トレンドが発生しているとみてよさそうです。日足の中間線は1.142と距離があり、ロングは値幅が狙えそうな状況に見えます。

15分足は上向きです。15分足移動平均帯下限付近でダブルボトムを形成して上昇に転じているように見えます。1.133を上抜けるようであればさらに上昇しそうに見えます。あまりテクニカルで動いていない相場なので、ロットは抑えめにした方がいいかなと思います。
日足:下、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上
USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.33付近で推移しています。テクニカルというよりもオミクロン株の危険度次第といった状況です。危険度が低い、既存のワクチンが効果的、ということであればリスクオンに走りそうですが、現状はどう動くのか読めないですね。
日足:上、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.75付近で推移しています。GBPUSDは少しずつ高値・安値を切り下げているようですが、ロング比率も少しずつ下がっているようにも見えますので、しばらくはレンジかもしれませんね。

15分足も下向きです。ポンドが弱い状況ですので、戻り売りを狙うのがいいと思います。4時間足中間線のある1.333~直近高値のある1.335あたりが売りやすいゾーンかなと思います。その場合、高値を更新したら損切が無難だと思います。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.85付近で推移しています。ロング比率はほぼ上限に達しているような状況ですが、豪ドルは売られているようで、短期的にはさらに下げるかもしれませんね。

15分足も下向きです。15分足移動平均帯上限あたりでダブルトップを形成し、一気に下落してきました。0.711のサポートを割り込んでおり、レジサポ転換しそうな状況です。AUDUSDは売りやすい状況に見えます。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
通貨強弱

1時間足の強弱は
JPY > EUR > USD > GBP > AUD
と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。
まとめ
リスクオフ相場が続いていますね。豪ドルが相変わらず弱い状況ですので、AUDUSDのショートが良さそうです。ドル円も弱い状況ですので、AUDJPYのショートの方がより狙いやすいかもしれません。ただし、テクニカルではなくオミクロン次第で大きく動きそうですので、ロットは抑えめにした方がいいでしょう。
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