昨日は欧州時間以降、日本円が買われる展開でした。米ドルはあまり大きく変動しませんでしたね。リスクオフ気味の様子見といった状況でしょうか。実際のチャートを確認していきましょう。
ドルインデックス(DXY)

ドルインデックス4時間足チャートです。平行チャネルの中間あたりでもみ合っていますね。緩やかに上昇しそうな雰囲気ですので、少しずつ米ドル買いポジションを持っていくのも悪くないと思っています。
EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.67付近で推移しています。ロング比率はだいぶ盛り返してきており、リスクオフの流れが終わる可能性もありそうです。長期的にはドル買いの流れだと思いますので、EURUSDの上昇の勢いはそろそろ収まりそうな雰囲気だと思っています。

15分足は上向きです。15分足で見るともみ合いが続いていることがよくわかりますね。移動平均線は11pipsほどの狭い範囲に密集しており、大きく動くパワーは溜まっていると思います。短期的には抜けた方向についていきたいですね。
日足:下、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上
USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.39付近で推移しています。USDJPYは長期的に上昇するイメージを持っていますので、ポジション調整は十分かなと思います。11月の上昇の起点になった価格帯まで下落しており、このあたりで下げ止まる可能性も高そうです。ぼちぼちロングを仕込んでいくのも悪くなさそうです。

日足は上向きです。中間線を割っていますが、前回安値がある112.7付近で支えられているようにも見えます。上昇を再開するかはともかく、一旦は上昇してきそうに見えます。ロングする場合、112.7を明確に割り込んだら損切した方が安全だと思います。

4時間足、1時間足はともに下向きです。1時間足チャートだと、4時間足中間線に上値を押さえられて徐々に高値が切り下がっているように見えますね。112.7を割り込んだら売り、4時間足中間線のある113.4を上抜けたらロングがいいかもしれません。
日足:上、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.71付近で推移しています。ロング比率は下降を続けているように見えますが、GBPUSDの上昇の勢いはおさまっているにも見えます。判断が難しいところですね。

4時間足、1時間足はともに下向きです。1時間足チャートはかなりいびつですね。高値が切り下がっているように見えるので、下かなと思いますが、いまいちピンと来ていません。直近高値付近まで戻ったら売ってもいいかなぐ来で考えています。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.83付近で推移しています。AUDUSDは日足ベースでも下落を続けており下目線継続ですが、短期的な戻りを待って売りたい状況です。

日足は下向きです。11月30日の足で安値を更新しており、基本的には下目線継続で考えています。ただ、オシレーターはゴールデンクロスしており、上向きに転じそうな状況です。売るなら下位足で戻りを待ってからショートエントリーするのが無難かもしれません。

15分足も下向きです。15分足チャートで見ても4時間足の高値切り下げライン(水色線)が効いていますね。0.713~0.714付近に1時間足中間線、15分足移動平均帯上限、4時間足中間線があり、この辺りで売り圧力が強くなりそうに見えます。水色線がある0.716まで踏まれることを覚悟するなら、この辺りから売り上がるのも悪くなさそうです。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
通貨強弱

1時間足の強弱は
JPY > EUR > USD > GBP > AUD
と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。
まとめ
AUDUSDの戻り売りを狙います。0.713~0.714でショート、0.716で追加、4時間足レベルの高値切り下げライン(水色線)上抜け確定で損切のイメージです。
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