4/26相場分析(2021年)

相場分析

金曜日は一時的なドル買いがありましたが、結果的にはドル売りの流れが継続しました。現在の状況をチャートで見ていきましょう。

ドルインデックス(DXY)

金曜日の22時~24時にかけて一時的なドルの巻き返しがありましたが、そのまま下に流れてきました。現在は前回安値を下抜けした状態で推移しています。基本的に下げ継続と見ていますが、週明けに逆三尊のような形でトレンドライン付近、もしくは91.35の水平線付近まで戻ってくるかもしれません。

EURUSD

日足は上昇トレンド中です。金曜日は大きな陽線となりました。流れ的には1.218あたりを目指して上昇してくると見ています。押し目があれば拾っていきたい通貨ペアです。

1時間足も上昇トレンド中です。金曜日の欧州時間以降急激に上昇しており、直近の高値よりも上にあります。このまま買うのは高値掴みの危険性があるので、押し目をつけるまで冷静に待つべきだと思います。移動平均帯の上限から中間線までの幅が、中間線から下限までの幅と同じ程度になったら、調整の下落が始まる可能性が高まります。そのあたりでプライスアクションを見ながら短期的な逆張りしても面白いかもしれません。

15分足も上昇トレンド中です。急激に上昇しているため、最低でも15分足の中間線(水色)ぐらいまでは押しを待ちたいところです。できれば、1時間足の中間線(1.205付近)や、15分足の移動平均帯下限と4時間足の中間線が重なっているあたり(1.203付近)まで待ちたいところです。

日足:上、1時間足:上、15分足:上

USDJPY

日足は上昇トレンドの調整局面です。上昇が一機の上昇だったので下降も急角度で下がっています。金曜日は長めの下ヒゲを伴った実体の小さな陰線となっており、下げ止まる可能性もありそうです。

1時間足は下降トレンド中です。金曜日の22時~24時にかけて大きく上げましたが、日足の中間線(ピンク)と4時間足の中間線(赤色)に阻まれて、再下落しているように見えます。

15分足はやや下です。金曜日の22時からの上昇でいったん上に転換しましたが、その後下げて再度下目線に切り替わりました。移動平均線が12pipsほどの間に密集しており、短期的には抜けた方向についていきたいところです。

日足:上、1時間足:下、15分足:やや下

GBPUSD

日足は上昇トレンド中です。金曜日は中間線に支えらて上昇していますが、インサイドバーになっているので上昇を続けるかは微妙なところです。

1時間足はやや上です。移動平均線も密集してきており、三角持合いのような形になっています。上に抜けたら買いやすいですが、下抜けしても日足の中間線および4時間足の移動平均帯下限が控えているため、売りで入るのは注意したいところです。

15分足は下降トレンド中です。1.389に意識されている水平線があり、15分足移動平均帯の上限ともほぼ合致しています。この水平線を上抜けし、かつ1時間足の三角持合いも上抜けするなら上についていっていいと思います。

日足:上、1時間足:やや上、15分足:下

AUDUSD

日足は上昇トレンド中です。中間線に支えられながら、陰線と陽線が交互に出現しています。ただローソク足の実体が大きくなってきており、そろそろレンジをブレイクするかもしれません。

1時間足は上昇トレンド中です。0.7705付近の水平線および1時間足の移動平均帯下限、日足の中間線で支えられており、下は堅そうに見えます。押し目があれば拾っていいと思います。0.776付近の水平線も長く意識されてきているので、これを上抜けしたらレンジブレイクで買ってもいいかもしれません。

15分足は上昇トレンド中です。金曜日の欧州時間に横になり、その後上昇に切り替わっています。NY時間に一気に上昇しているので、急落のリスクを避けるため、押し目を待ちたいところです。

日足:上、1時間足:上、15分足:上

通貨強弱

EUR > JPY > AUD > USD > GBP

と見ています。

【4/26追記】訂正します。

EUR > JPY > AUD > GBP > USD

の誤りです。GBPUSDがやや上と書いてるのに間違えてしまいました。申し訳ありません。

まとめ

GBPJPYの売り、EURUSDの押し目買いを狙いたいところです。USDJPYは少し上がってくれた方が売りやすいです。

GBPJPYは150.0あたりが意識されそうです。この辺りで売りを狙っても面白いかもしれません。

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