4/23相場分析(2021年)

相場分析

昨日は欧州時間にドル買いがあり、難しい動きになりました。チャートを確認しましょう。

ドルインデックス(DXY)

欧州時間にドル買戻しがあり、91.35の水平線付近まで再上昇しました。水平線と下降のトレンドラインで阻まれて、本日は再下落している状況です。金曜日はドル需要が高まるとの見方もあり、ドルの売り買いがはっきりしない展開になる可能性があります。いずれ90.64を目指して下落すると見ていますが、今日下げるかは不透明と考えています。

EURUSD

日足は上昇トレンド中です。昨日は上下にヒゲのある陰線となりました。火曜日以降ははっきりしない値動きが続いており、今日もあまり方向感が出ない可能性があります。中間線よりは上で推移していますので、押したら買いたい通貨ペアではあります。

1時間足は上昇トレンド中です。昨日は欧州時間開始からがらっと崩れ、4時間足の移動平均帯中間線(赤色)を一旦下抜けしました。現在は前回安値付近でサポートされ、じわっと上昇しています。

15分足は横です。移動平均線が15pipsほどに密集しています。上位足が上なのでこのまますんなり上がる可能性はありますが、欧州時間でドル買いが来るか見極めてからエントリーした方が安全かもしれません。

日足:上、1時間足:上、15分足:横

USDJPY

日足は上昇トレンド中の調整局面です。月曜日に大きく下げたあと、3日連続で小さく下げており、本日もここまでは陰線になっています。中間線よりも下で推移しており、買うのはもう少し待ってからの方が安全だと思います。

1時間足は下降トレンド中です。日足の中間線(ピンク)を越えられない展開が続いています。4時間足の中間線(赤色)ぐらいまでは戻り売り、それを超えたら様子見でしょうか。108.5を超えてくると上昇の可能性が高まると見ています。

15分足はやや下ですが、あまり方向感はなさそうです。欧州時間の値動きについていく方が無難かもしれません。(個人的にまだ買いたくはないですが)

日足:上、1時間足:下、15分足:やや下

GBPUSD

日足は大きな上昇トレンドの中にいますが、現在は1.366~1.400のレンジ内で推移しています。昨日は大きめの陰線となりました。日足の中間線付近で支えられているようにも見えますので上げてくるかもしれません。もし中間線を下抜けするなら、再度レンジ下限を試しに来ると考えています。

1時間足は上昇トレンド中です。昨日は、1時間足移動平均帯の下限(黄色)、4時間足移動平均帯の下限(赤色)、日足の中間線(ピンク)が密集しているポイントで支えられたように見えます。これらを下抜けするなら売りで追いかけてもいいかもしれません。

15分足は下降トレンド中です。昨日は4時間足の移動平均帯中間線(赤色)を下抜けて、一気に下げています。現在は1時間足の中間線を上抜けできるか、という状況です。個人的には、15分足が上昇に転換して、押し目を待って買いたいです。

日足:上、1時間足:上、15分足:下

AUDUSD

日足は上昇トレンド中です。昨日は陰線となりましたが、日足の中間線で支えられているように見えます。いずれ0.782を試す展開になるように見えるので、0.756ぐらいまでは少しずつ買っていってもいいかもしれません。

1時間足は上昇トレンド中です。昨日は日足の中間線(ピンク)および1時間足の移動平均帯下限で支えられて下げ止まったように見えます。0.768~0.77あたりのサポートが強そうですが、下抜けしたら日足のレンジ下限を目指すかもしれません。

15分足はやや下ですが、移動平均線は20pipほどに密集しており、現在の価格は移動平均帯の上限に達しており、上抜けする可能性があります。15分足が上に転換したら押し目を待って買っていいと思います。

日足:上、1時間足:上、15分足:やや下

通貨強弱

JPY > EUR >= AUD = GBP > USD

と見ています。

まとめ

USDJPYの戻り売り、EURUSDの押し目買いがいいと思います。逆に、方向感がないGBPAUDでここからトレンドが出たら走りそうなのでこちらも監視はしておいた方がいいかもしれません。

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