昨日は円が少し買われたものの、小幅な値動きになりました。そろそろウクライナ情勢も織り込んできたような雰囲気もあり、来週あたりからテクニカルが効きやすい相場になればいいなと思っています。実際のチャートを見ていきましょう。
ドルインデックス(DXY)

ドルインデックス4時間足チャートです。移動平均帯はかなり狭い状況が続いており、ローソク足もかなり短い状況が続いています。力を溜めている状況に見えますので、大きく動いた方についていく期待と思います。
EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.50付近で推移しています。EURUSDは横ばいが続いており、投資家も方向性を決めかねている状況に見えます。

日足は下向きです。昨日に引き続き、中間線および1.137付近で推移しています。1.148の直近高値で損切、直近安値で利確とした場合、リスクリワードは1:2.5ほどになるので、スイングショートを狙ってもいいと思います。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.41付近まで上昇しています。リスクオフの円買いもあってUSDJPYは下げていますが、直近は急上昇しており、どちらに動くのかわからない状況です。

4時間足は上向き、1時間足は下向きとチグハグな状況です。4時間足チャートで見ると直近は安値切り下げが発生しているものの、押し安値は割っていない状況です。日足中間線と4時間足移動平均帯下限に支えられて上昇しているようにも見えます。114.2を割り込んだら目線を変える必要がありそうですが、現状はまだ上目線で考えています。
日足:上、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上
GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.23まで下落しています。GBPUSDは1時間足レベルでは上昇トレンドになっており、前回の高値を超えるようであればもう少し伸びそうです。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.41付近で推移しています。AUDUSDは1時間足レベルだと上昇トレンド中に見えますが、売買比率からみると方向性は定まっていないように見えます。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
通貨強弱

1時間足の強弱は
AUD > GBP > JPY > USD >EUR
と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。
まとめ
全般的に三角持合いが多く発生しており、わかりにくい状況です。ヘッドライン相場が続いていることもあり、あまり積極的にトレードしたい状況ではないです。強いて言うなら、GBPUSDの押し目買いを狙いたいと思います。1.36まで戻ったら買いを検討したいと思います。
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