11/22 相場分析(2021年)

相場分析

金曜日は米ドル、円が買われましたね。ドル円以外のドルストレートは陰線になっています。円はじわじわ買われる展開ですが、続くのかどうかはわかりにくいですね。実際のチャートを見ていきましょう。

ドルインデックス(DXY)

ドルインデックス4時間足チャートです。中間線に支えられてきれいに上昇していますね。チャネルラインもある程度効いているような感じがします。この範囲で推移しそうな感じがしますね。

EURUSD

資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.83付近で推移しています。米ドル買いが効いたのか、塩漬けのロングポジションが積みあがってる状況ですね。下落継続だと思います。

日足は下向きです。金曜日はヒゲで安値を更新しましたね。ユーロの強さは感じられず、ドル次第の状況に見えます。ドルインデックスを見ると、米ドルはまだ買われている最中ですので、多少の戻りがあっても下目線継続でいいと思っています。

4時間足、1時間足はともに下向きです。4時間足中間線で阻まれて大きく下落した格好になりました。現在は多少戻していますが、1.132~1.135に1時間足中間線、4時間足中間線が控えており、上値は重そうです。

15分足も下向きです。1時間足のチャートで見てもそうですが、1.132~1.135に1時間足中間線、15分足移動平均帯上限、4時間足中間線があり、上値は重そうです。このあたりまで戻って反落の兆しがあればショートしたいですね。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下

USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.23付近で推移しています。ロング比率は低空飛行のままです。USDJPYは上目線ですが、まだ新規でロングエントリーする状況ではないかなと思っています。

日足は上向きです。少し見にくいですが、金曜日は日足中間線まで下がって反発上昇しています。日足中間線で支えられることを期待して113.6で待ち構えるのも悪くなさそうですが、ポジション比率の偏りが気になりますね。

4時間足、1時間足はともに上向きです。一時、1時間足移動平均帯を割りましたが、日足中間線に支えられているように見えます。113.6を割るようであればガクッと下げそうに見えます。

15分足は下向きです。上に1時間足中間線、4時間足中間線があり、短期的には再度下落する可能性がありそうです。113.6の日足中間線は堅そうなので、もしショートが決まっても113.6あたりで利確するのが無難でしょう。113.6を割ったら、その時に改めてショートしたいと思います。

日足:上、4時間足:上、1時間足:上、15分足:下

GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.62付近で推移しています。 どちらに動くか読みづらい状況ですね。4時間足で見るとGBPUSDは下降トレンド中の調整中のようにも見えますが、よくわかりませんね。

日足は下向きです。中間線や高値切り下げラインとの乖離が大きいので、短期的には戻しそうな雰囲気ですが、それだけでロングするのは危険だと思います。米ドルが強い状況ですし、ロングは怖いですね。スイング的には戻るのを待って売り、が正しいように思います。

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。4時間足レベルの高値切り下げラインを上抜けて上昇したと思ったら、1時間足移動平均帯上限でもみ合って一気に下落してきました。1.36あたりで売りで待ち構えるのが正解かもしれません。

15分足は下向きです。青色線の三角持合いを上抜けしたかと思ったら、一気に叩き落されました。その後4時間足中間線まで戻ったものの、再度下落して、1時間足移動平均帯下限付近でもみ合っています。短期的には1.344~1.38あたりをうろうろしそうに見えます。

日足:下、4時間足:下、1時間足:上、15分足:下

AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.76付近で推移しています。もう少し上昇余地はありそうですので、AUDUSDの下落が続く可能性もありそうです。

日足は下向きです。注目していた安値切り上げラインを割り込んだように見えます。0.717を割り込むようであれば、ダウ理論での安値切り下げになると思います。(上昇トレンド否定)それまでに上昇するようであれば、長期的には上目線かなと考えています。

4時間足、1時間足はともに下向きです。4時間足レベルの下降のトレンドライン(水色線)を上抜けできず、日足の安値切り上げライン(青色線)を割り込んでしまいました。青色線はサポレジ転換したようにも見えます。0.717までは下げる可能性も出てきたかなと思っています。

15分足も下向きです。15分足チャートで見ると、日足安値切り上げライン(青色)は割り込んでおり、1時間足中間線と重なるあたりで売り圧力が強くなったようにも見えます。短期的には戻り売り狙いの方が優位性がありそうです。目安は0.726あたりにある1時間足中間線かなと思います。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下

通貨強弱

1時間足の強弱は

USD > JPY > GBP > AUD > EUR

と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。

まとめ

EURUSD、AUDUSDの戻り売りを狙います。EURUSDは1.132~1.135あたりで反落したら売りたいです。AUDUSDは0.726あたりでの戻り売りを考えています。

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