5/3相場分析(2021年)

相場分析

金曜日は思った以上にドルが買い戻されました。月末の一過性の動きなのか、トレンド転換なのか。チャートを見ていきましょう。

ドルインデックス(DXY)

金曜日のドル買戻しでトレンドラインを大きく上抜けしました。次の展開は、

  • 上昇トレンドに転換
  • レンジになる
  • 緩やかな下降トレンドに移行する

のいずれかになると考えられます。90.5と91.35の水平線に注目です。

EURUSD

日足は上昇トレンド中です。金曜日は大きな陰線になりました。中間線よりは上で止まっていますが、中間線を下抜けしそうな勢いです。

1時間足は下降トレンドに転換しています。金曜日のドル買いで1時間足の移動平均帯の下限を勢いよく下抜けしています。移動平均線の上限~中間線よりも、中間線~下限が長いことから、そろそろ反発上昇を警戒すべきと思います。1.20のラウンドナンバーおよび日足の中間線が下に控えているため、この辺りで反発する可能性がありそうです。

15分足も下降トレンド中です。ついていく場合は1.20~1.199あたりでの反発を警戒しておいた方がいいと思います。

日足:上、1時間足:下、15分足:下

USDJPY

日足は上昇トレンド中です。注目していた109.3付近の水平線を若干上抜けして引けています。次は110.6あたりを目指して上昇する可能性があるため、買いを狙いたい通貨ペアだと考えています。

1時間足は上昇トレンド中です。緩やかな下降トレンド中だった4時間足の移動平均帯上限を突破し、上昇に転じています。押し目があれば拾っていきたいです。

15分足も上昇トレンド中です。1時間足、4時間足、日足のトレンドが上昇でそろっているため、買っていきたいです。

日足:上、1時間足:上、15分足:上

GBPUSD

日足は上昇トレンド中ですが、金曜日は大きな陰線となり、中間線を下抜けしました。ドルインデックスが上昇に転換している可能性があるため、買いエントリーは控えた方が無難だと考えています。

1時間足は下降トレンド中です。金曜日のドル買いにより、4時間足の中間線、1時間足の移動平均帯下限、日足の中間線、4時間足の移動平均下限を一気に下抜けしました。中間線と移動平均帯下限がかなり乖離しており、反発上昇を警戒した方が良さそうです。(上昇があれば戻り売りを仕掛けたいところです)

15分足も下降トレンド中です。この下には目立った抵抗がないため、戻りがあれば売っていきたいです。

日足:上、1時間足:下、15分足:下

AUDUSD

日足は上昇トレンド中です。金曜日のドル買いで一気に中間線を下抜けしました。現在は3月から続く日足のレンジ帯の中間あたりに位置しています。

1時間足は下降トレンド中です。日足の中間線も下抜けしています。0.769付近に4時間足の上昇トレンド中の移動平均帯下限が控えており、この辺りで一旦反発する可能性があります。

15分足も下降トレンド中です。短期的には4時間足の移動平均帯下限を背景に買ってもいいかもしれませんが、一気の下落の可能性があり、買う場合は損切は浅めに設定しておいたほうが無難です。

日足:上、1時間足:下、15分足:下

通貨強弱

USD > JPY > EUR >= AUD >= GBP

と見ています。

まとめ

GBPUSD、AUDUSD、EURUSDの戻り売りがいいと思います。

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