7/13相場分析(2021年)

相場分析

昨日は値動きの少ない相場になりました。円買いの流れは収まったと感じています。実際のチャートを見ていきましょう。

ドルインデックス(DXY)

米ドル売りは一旦落ち着いたように見えます。92.0の安値を更新することなく、上昇に転じているように見えます。ドル買いが再開する可能性は十分にあると見ています。

EURUSD

日足は下向きです。2日連続で大きな陽線でしたが、昨日は下ひげがあるとはいえ、陰線で終わりました。上昇圧力は一服したとみており、下降が再開するかなと思っています。

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。1時間足の移動平均帯下限(黄色)と直近安値が1.184~1.1835付近にあり、ここを下抜けすれば全足が下向きでそろいそうなので売りやすいと思っています。

15分足は上向きですが、移動平均線が9pipsほどの範囲に密集しており、抜けた方向に大きく動きそうな雰囲気です。下に抜けた場合の方が、上位足の向きと合致するので大きく下げそうな気がします。

日足:下、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上

USDJPY

日足は上向きです。2日連続で陽線になっており、中間線を超えてきました。米ドルが弱い状況の中での陽線なので円がかなり売り込まれているように見えます。基本は上目線でいいと思っています。

4時間足は上向き、1時間足は下向きとチグハグな状況です。1時間、4時間、日足の中間線よりは上に位置しており、上昇する可能性が高そうに見えます。110.7を上抜けすれば1時間足も上向きに転換し、全足の方向がそろうため、上昇しやすいと見ています。

15分足は上向きです。4時間足、1時間足の中間線がすぐ下にあるため、買いやすい位置にあると考えています。

日足:上、4時間足:上、1時間足:下、15分足:上

GBPUSD

日足は上向きです。金曜日の大陽線で中間線まで戻ってきています。昨日は実体の小さなロウソク足になっており、方向が定まっていないように見えます。

4時間足は下向き、1時間足は上向きでチグハグな状況です。1.390の水平線を超えれば伸びそうに見えますので、ロング狙いならもう少し上昇を待った方が良さそうです。ショートを狙う場合は1時間足の移動平均帯下限を下抜けしてからの方が安全だと思いますが、現在は日足、4時間足、1時間足の中間線より上に位置しているため、ショートはこれらを下抜けするまで考えない方がいいかもしれません。

15分足は上向きです。1時間足の中間線、4時間足の中間線が下にあるため、短期的にはロング狙いがいいと思います。

日足:上、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上

AUDUSD

日足は下向きです。金曜日の米ドル売りの影響で上昇しましたが、豪ドルは弱い状況が続いているとみています。

4時間足、1時間足はともに下向きです。1時間足の移動平均線が40pipsほどに密集してきています。抜けた方についていきたいと思っています。高値の切り下がりが終わったようにも見えるので、方向感が定まるのを待った方がいいと考えています。

15分足は上向きです。高値安値が切り上がっており、短期的には上昇トレンドが発生しているように見えます。1時間足の移動平均帯上限を超えてくるようであれば上に伸びるかもしれません。上位足は下向きそろっていますが、安易な売りは踏まれる可能性がありそうです。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:上

通貨強弱

1時間足の強弱は

GBP > JPY > ERU > USD >AUD

と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。

まとめ

EURUSDのショートを狙いたいと思っています。円買いがひと段落しているため、GBPJPYのロングも良さそうな気がします。

1時間足、4時間足、日足の中間線を上抜けしているため、4時間足移動平均帯上限がある154.0あたりまで上昇しそうな雰囲気です。

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