5/6 相場分析(2022年)

相場分析

 昨日は米ドルが強く買い戻され、FOMCで売られた分が全戻しになっています。VIXは再び30を超えており、リスクオフになっているようです。実際のチャートで確認していきましょう。

ドルインデックス(DXY)

 ドルインデックス4時間足チャートです。米ドルは昨日の欧州時間から一気に買い戻され、高値圏に戻っています。FOMCで下げた分は全戻しですね。勢いとしては高値を更新しそうな状況だと考えています。

EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.75付近で推移しています。ロング比率は上昇の余地が出てきていますので、EURUSDはもう一段下げてもおかしくないと思います。

日足は下向きです。中間線より下で推移しており、売り優勢だと思います。1.049あたりにサポートがありそうに見えます。スイングのショートはまだお預けですね。

4時間足、1時間足ともに下向きです。1時間足移動平均帯上限で阻まれてから一気に下落しています。1.049~1.05あたりにサポートがありそうなので、売りで入るなら戻りを待つか、ここを抜けるか股方が良さそうです。

15分足も下向きです。直近は1時間足中間線で上値を押さえられているように見えます。短期的には1.049を試しそうな雰囲気です。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下

USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.23付近で推移しています。USDJPYは高値圏に戻っていますが、ロング比率はまだ下落余地があります。131円台の高値を試す展開になりそうです。

日足は上向きです。FOMCで下落したあと、高値圏まで戻っています。オシレーターの切り下げが発生しているため、高値を試したあと、調整が入ってもおかしくなさそうですが、もうしばらくは待ちだと思います。

4時間足、1時間足ともに上向きです。FOMCで急落したものの、全戻しになっています。1時間足の移動平均帯も収束から拡大に向かっており、131.25の高値を試す展開になりそうです。

15分足も上向きです。直近は15分足中間線に支えられて上昇しているように見えます。ここを割ったら1時間足中間線でサッサ得られそうなので130.2あたりで押し目買いを狙いたいところです。

日足:上、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上

GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.86付近で推移しています。GBPUSDは安値を更新しており、ロング比率を見るとまだ下落余地がありそうです。

日足は下向きです。昨日の英国の金利発表後、ポンドが大きく売られました。米ドル買いもあり、安値を更新しています。日足は下がりすぎてる感じがありますので戻りを待ちたいところです。

4時間足、1時間足ともに下向きです。昨日の急落後、安値圏でもみ合っています。下落の勢いが強いので待てば下落しそうに見えますね。

15分足も下向きです。安値圏での揉み合いが続いています。15分足中間線を跨いで推移しており、1時間足中間線のある1.24あたりで戻り売りを狙うのがいいのかなと思います。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下

AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.65付近まで下落しています。AUDUSDはFOMCでの上昇分が全戻しになっており、まだ下落余地がありそうです。

日足は下向きです。昨日は急落し、一昨日の上昇分が全戻しになっています。今日も今のところ陰線になっており、売り圧力が強い状況です。

4時間足、1時間足ともに下向きです。0.709の水平線を抜けかけています。ここを割ったら50pipsほど狙えそうかなと思っています。戻りを待つなら0.712~0.716あたりかなと思います。

15分足も下向きです。15分足チャートで見ると安値圏でもみ合ってることがよくわかりますね。1時間足中間線に上値を押さえられてるようにも見えます。0.712あたりで戻り売りを狙うのも面白いと思います。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下

通貨強弱

1時間足の強弱は

 USD > AUD > EUR > JPY > GBP

と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。

まとめ

 AUDUSD、GBPUSDの戻り売り狙いです。AUDUSDは0.712~0.716あたりで反落を確認したらショートしたいです。GBPUSDは1.24で反落するならショートしたいです。

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