7/12相場分析(2021年)

相場分析

金曜日の欧州時間以降、米ドルが売られました。2日連続で欧州時間に売り込まれており、警戒が必要です。実際のチャートを見ていきましょう。

ドルインデックス(DXY)

再び安値を試す展開になっています。直近の安値は92.0です。ここで下げ止まれば上昇トレンド継続だと思っていますが、下抜けるようであれば、トレンド転換の可能性が出てきます。注目です。

EURUSD

日足は下向きです。木曜日、金曜日と2日連続で大きめの陽線となりました。上昇の勢いが強いように見えますので欧州時間まで様子見がいいと思います。また、この2日間は欧州時間に米ドルが売られており、欧州時間の値動きにも注目です。

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。NY時間のドル売りで1時間移動平均帯上限を上抜けしており、1.19付近にある前回高値を上抜けするのか注目です。

15分足は上向きです。1時間足の移動平均帯上限で反応したものの、中間線に支えられて上抜けしています。1.188を上抜けすれば1.19を試す展開になりそうですので、ロングを狙うのもいいかもしれません。

日足:下、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上

USDJPY

日足は上向きですが、中間線の下で推移しており、調整局面が続いています。金曜日は上昇したものの中間線で反落しています。

4時間足、1時間足はともに下向きです。金曜日は上昇しましたが、日足および4時間足の中間線が重なる位置で上値を抑えられています。

15分足は下向きです。金曜日は上昇したものの15分足の移動平均帯上限に阻まれている状況です。移動平均線も徐々に密集してきており、現時点で30pips内に詰まってきています。15分足の上限、日足および4時間足の中間線(110.3)を上抜けしたら伸びそうだと思っています。

日足:上、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下

GBPUSD

日足は上向きです。昨日は大きな陽線となり、中間線まで戻ってきました。上下どちらにも動きそうな形状に見えますね。

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。昨日の米ドル売りで直近高値である1.39付近まで戻ってきました。ここには日足の中間線(ピンク二重線)もあるため、上抜けするなら短期的には買い、反落するな短期的には売りが優勢だと考えています。欧州時間あたりまでは様子見がいいと思います。

15分足は上向きです。金曜日の24時頃に大きめの下落がりましたが、15分足中間線に支えられて上昇しています。このまま1.39を上抜けて推移するなら短期的には買いだと思います。

日足:上、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上

AUDUSD

日足は下向きです。昨日は大きめの陽線となりましたが、移動平均帯下限まで戻ってきただけで中間線よりは下で推移しています。基本的には売りで入りたい通貨ペアです。

4時間足、1時間足ともに下向きです。金曜日の欧州時間以降、米ドル売りの流れで上昇していますが、EURUSD、GBPUSDと比較しても上昇が限定的に見えます。

15分足は上向きです。4時間足の中間線も上抜けていますが、上昇の勢いが収まりつつあるように見えます。上位足がそろって下向きですので、少しずつ売り上がっていくのも面白いかもしれません。

日足:上、4時間足:下、1時間足:下、15分足:上

通貨強弱

1時間足の強弱は

JPY > GBP > EUR > USD > AUD

と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。

まとめ

AUDUSDを少しずつショートして売り上がっていきたいと思っています。USDJPYも15分足が上向きに転換したら買いたいと思っています。

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