8/24相場分析(2021年)

相場分析

昨日は米ドルが売られる展開となりました。ドル円以外のドルストレート通貨ペアはそろって陽線となりました。実際のチャートで確認していきましょう。

ドルインデックス(DXY)

ドルインデックスの4時間チャートです。金曜日の終了間際の米ドル売りの流れが月曜日も続いた形です。大きな波としては上昇中だと考えていますので、少しずつ米ドル買いのポジションを持ってもいい状況かもしれませんね。

EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.40まで急落しています。ただし、ポジション比率の変動幅と比較して、EURUSDの価格上昇幅は限定的にみえます。少しずつショートポジションを取っていくのがいいかもしれません。

日足は下向きです。昨日は米ドル売りの影響もあって大きく上昇しています。中間線が1.178付近にあるため、少しずつ売っていくのも面白いと思っています。

4時間足は下向き、1時間足は上向きでチグハグな状況です。1.175は過去何度も意識されている水準です。ここで反落するようならショート、上抜けするならロングがいいと思います。

15分足は上向きですが、15分足中間線を下抜けし、4時間足中間線、1時間足中間線よりは上に位置しています。1時間足中間線を下抜けるようであれば短期的には売りの流れかなと思います。

日足:下、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上

USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.40付近で推移しています。方向感がありませんので、個人投資家も上下迷っている状況かなと思います。

日足は上向きです。この数日は中間線付近で推移しており、方向感がありません。今時点では無理にトレードしなくてもいいかなと思います。

4時間足、1時間足はともに下向きです。1時間足の移動平均線が30pipsほどの範囲に密集しており、方向感がない状況です。

15分足は下向きです。直近は1時間足中間線と1時間足移動平均帯下限の間で推移しています。チャートを見ると、上値の方が若干重そうにも見えますので、短期的には4時間足中間線と15分足移動平均帯上限のある109.8あたりでショートするのが面白いかもしれません。

日足:上、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下

GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.44まで急落しています。ポジション比率の変動幅と比較して、GBPUSDの価格上昇幅が限定的に見えますので、下がりやすい相場環境なのかもしれません。

日足は上向きです。昨日は米ドル売りもあって大きく上昇しています。前回安値および移動平均帯下限が重なるポイントで急反発したように見えますね。このまま上昇するかは不透明ですが、中間線まではもう少し値幅があるため、上昇余地はあると思っています。

4時間足、1時間足はともに下向きです。1.377付近の水平線が過去にも意識されているようです。1時間足移動平均帯上限も同じ水準に位置しているため、このあたりまで戻れば売りで入るのも面白いかもしれません。

15分足は上向きです。現在は4時間足中間線付近で推移しており、すぐにエントリーする状況ではないかなと思っています。1時間足中間線も下抜けすれば、短期的に売り、高値を更新するならロングかなと考えています。

日足:上、4時間足:下、1時間足:下、15分足:上

AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.67付近まで急落しています。まだロングポジションの方が多く、比率も下げ止まった雰囲気がありますおで、中期的にはAUDUSDショートの方が優位性がありそうです。

日足は下向きです。昨日は米ドル売りもあって陽線となりましたが、中間線よりはかなり下で推移しており、まだ売り勢力の方が強いと考えています。

4時間足、1時間足はともに下向きです。4時間足中間線を上抜けしているため、もう少し上昇する可能性が高そうに見えます。売りで入るなら1時間足移動平均帯上限(0.727)あたりまで引きつけたいところです。

15分足は上向きです。4時間足中間線、1時間足中間線に支えられて上昇しているように見えます。短期的にはこのまま上昇するように見えます。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:上

通貨強弱

1時間足の強弱は

JPY > EUR > USD > GBP > AUD

と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。

まとめ

AUDUSD、GBPUSDの戻り売りを狙っています。AUDUSDは0.727付近、GBPUSDは1.377あたりまで引きつけたいと考えています。

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