6/17 相場分析(2022年)

相場分析

 昨日は欧州時間から米ドルが、NY時間から円が売られる展開となりました。今日は日本の政策金利発表で円がさらに売られています。今日は金曜日ということもあり、わかりにくい相場になりそうです。無理にトレードしなくてもいいかなと思っています。

ドルインデックス(DXY)

 ドルインデックス4時間足チャートです。昨日は欧州時間~NY時間にかけて米ドルが売られていますね。今日は若干持ち直していますが、欧州時間になったらまた米ドルが売られる展開も十分ありそうです。今日はしっかり引き付けてからエントリーしないと痛い目にあうかもしれませんね。

EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.60付近まで急落しています。EURUSDは戻り高値を超えており、ダウ理論的には下降トレンドが一旦終了したと見る人が多そうです。

日足は下向きです。昨日の陽線で一時的に中間線付近まで戻ってきましたね。中間線と1.064の水平線が重なっているため、この辺りは上値が重そうです。スイングで戻り売りを狙いやすいところだと思います。

4時間足、1時間足ともに下向きです。昨日の急上昇で1時間足移動平均帯の下限から上限まで一気に動きましたが、なんとか上限で止まったようです。その後ずるずる下がっていますが、1時間足と4時間足の中間線がある価格帯に達しており、ここで支えられて上昇するのか、注目ですね。

15分足は上向きです。現在はちょうど1時間足中間線に当たっており、ここで支えられて上昇を再開するのか、注目です。この数日は欧州時間に米ドルが売られる展開になっているので、ここから一気に上昇する可能性もありそうです。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:上

USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.27付近で推移しています。USDJPYは欧州時間の米ドル売りで下落しましたが、その後の円売りでV字回復している様子。週足で見ると十字足のような形になっており、今日はあまり動かないかもしれません。

日足は上向きです。2日連続で大きな陰線になりましたが、今日は今のところ大きな陽線になっています。今日も欧州時間に米ドルが売られるようであれば、一気に下げる可能性もありますが、どうなるかわかりにくい状況だと思います。

4時間足は上向き、1時間足は下向きとチグハグな状況です。今日の日銀政策金利発表で上下に動きましたが、円売りの流れが継続すると考えています。米ドルが買われるなら一気に上昇するかもしれませんが、少しわかりにくい状況だと思います。

15分足は上向きです。日銀の政策金利発表で上下に激しく動き、指値注文は消化されてしまったかもしれませんね。現在、1時間足の移動平均帯上限で踏みとどまっていますが、小幅な値動きが続いており、よくわからない状況になっています。大きく動くなら上かなと思って見ています。

日足:上、4時間足:上、1時間足:下、15分足:上

GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.65付近まで急落しています。GBPUSDは戻り高値を更新しており、高値・安値の切り上がりが発生しているように見えます。上昇トレンドに転換したと考える人も多そうです。

日足は下向きです。2日連続で大きく上昇し、中間線近くまで戻ってきました。今日は少し下げているので、直近高値で損切、安値で利確するとリスクリワードが悪いので、もう少し引き付けてショートするのが面白いかなと思っています。

4時間足、1時間足ともに下向きです。昨日の急上昇で4時間足中間線も突破しました。辛うじて1時間足移動平均帯上限で踏ん張っていますが、デイトレは買いの方が優勢かなと思います。次のターゲットは1.247あたりですかね。欧州時間に米ドル売りが起きるのか注目です。

15分足は上向きです。昨日の急上昇の後、ずるずる下落しています。このまま1時間足中間線を割るか注目です。ここで支えられるようならロングも面白いかもしれません。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:上

AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.54付近まで下落しています。AUDUSDは高値・安値の切り上がりが発生しており、上昇トレンドに転換したと考える人も多そうです。

日足は下向きです。昨日は米ドル売りもあって上昇していますが、他の通貨ペアに比べると上昇幅が小さいように感じます。豪ドル自体はそれほど強くないと思いますので、米ドル売りポジションを取るなら、相手は豪ドルじゃない方がいいかなと思います。

4時間足、1時間足ともに下向きです。高値安値の切り上げが発生していますね。黄色のトレンドラインを割るならショートもありかもしれません。ここで支えられるなら1時間足移動平均帯上限あたりまで買うのもいいかもしれませんね。もうしばらく様子見かなと思います。

15分足は上向きです。1時間足と4時間足の中間線を割って下落しています。超短期だともう少し下げそうに見えます。1時間足の安値切り上げラインで反発するか注目ですね。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:上

通貨強弱

1時間足の強弱は

 JPY > USD > GBP > EUR > AUD

と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。

まとめ

 米ドルが買われるのか、売られるのかわかりにくい状況ですので、しばらくは静観したいです。欧州時間に米ドル売りが来るならEURUSD、GBPUSDのロングかなと思います。逆に米ドル買いになるならAUDUSDのショートかなと思います。

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