昨日の欧州時間以降はリスクオフ相場が継続し、緩やかな米ドル買い、円買いとなっていました。今朝は中国関連の材料で円売り、豪ドル買いの動きが発生しました。実際のチャートで確認していきましょう。
ドルインデックス(DXY)

上昇トレンド中で、調整局面が終わったかどうか、というところです。Zigzagはまだ高値が確定していない状況です。戻りを待って米ドル買いポジションを取るのがいいと思いますが、戻らずに米ドル買いが進む可能性もありそうです。
EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.7付近で推移しています。ロングポジション比率が上昇する余地はありますので、EURUSDは下降継続と見ています。

4時間足、1時間足はともに下向きです。4時間足中間線で上値を押さえられている雰囲気です。下降の勢いは一旦収まっているようなので、戻りを待ってショートで入りたいです。4時間足中間線が一旦の目安かなと思います。1時間足移動平均帯上限と日足中間線が重なる1.179あたりまで粘りたいです。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.49付近で推移しています。USDJPYは今朝の材料で円売りの流れが発生していますが、直近高値を超えておらず、欧州時間に下降再開しそうな雰囲気と見ています。

4時間足、1時間足はともに下向きです。 今日の午前中は材料で円売りの流れとなりました。109.6~109.7あたりに4時間足と日足の中間線、109.8に1時間足の移動平均帯上限があり、上値は重そうですが、どう反応するか注目です。

15分足は下向きです。 15分足移動平均帯上限で少し反応しているようですが、ここから下落してくるか、様子を見たいですね。109.6に4時間足中間線がありますので、この辺りで反発するのであればショートで入るのも面白そうです。
日足:上、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.85付近で推移しています。GBPUSDはそろそろ深めの戻りがあってもおかしくないかなと思っています。

4時間足、1時間足はともに下向きです。 日足の移動平均帯下限を下抜けした後少し上昇しましたが、レジスタンスに転換しているように見えます。戻りを待った方が売りやすいですが、1.365をブレイクしたら売ってもいいかもしれません。
日足:上、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.77付近で推移しています。AUDUSDは下降トレンドが続いており、転換するまでは戻り売りがいいと思います。

15分足も下向きです。午前中は豪ドル買いがありましたが、上昇は一旦落ち着いたように見えます。1時間足中間線は上抜けしており、15分足移動平均帯上限も何度か上抜けしており、あまり効いていない様子です。これまでの流れからも4時間足中間線が意識されると思います。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
通貨強弱

1時間足の強弱は
JPY > USD > EUR > GBP > AUD
と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。
まとめ
通貨強弱的にもチャート的にもAUDUSDのショートが良さそうです。0.727まで戻って反落する動きがあればショートで入りたいです。チャート的にはUSDJPYのショートも良さそうですが、通貨強弱を考えるとUSD以外の組み合わせの方が良さそうです。
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