昨日は米ドルが少し売られ、日本円が少し買われましたね。米ドルの方向性がわかりやすいとプランが立てやすくなりますので、米ドルの動向を意識しながらチャートを見ていきましょう。
ドルインデックス(DXY)

ドルインデックス4時間足チャートです。93.8まで下がらず、上昇を始めたように見えますね。もう一度高値を目指して上昇するかはわかりませんが、短期的には米ドル買い方向かなと思っています。
EURUSD

資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.46付近で推移しています。EURUSDはもみ合いが続いていますが、1.162を上抜けるまでは下目線だと考えています。

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。日足中間線で上値を押さえられている様子が見え、リスクリワード的にも売りの方が優位性がありそうです。1時間足移動平均帯下限が1.157付近にあり、直近で2回ほど跳ね返されている価格なので、ここを割るようであればもう1段下がりそうに見えます。
日足:下、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上
USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.35付近で推移しています。ポジション調整は十分かなと思いますので、USDJPYが上昇してくるようであればロングで入るのもいい状況かなと思います。

4時間足は上向き、1時間足は下向きとチグハグな状況です。日足の中間線を割り込みましたが、112.8付近でもみ合っています。再度日足中間線と4時間足中間線を上抜けるようであれば、113.7付近にある1時間足移動平均帯上限を試す展開になりそうです。ここを上抜けるなら日足の上昇トレンドに復帰するかなと思っています。
日足:上、4時間足:上、1時間足:下、15分足:下
GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.57付近で推移しています。ポジション比率は半々といった状況で、市場参加者も方向を決め切れていない雰囲気だと思います。しばらく様子見でいいかもしれません。

日足は下向きです。長期的には下げそうだと思っていますが、短期的には動きが読みにくい状況です。1.36は意識されそうで上値は重そうですが、上昇の勢いもあるためすんなり下げるかは不透明な状況だと思います。

4時間足、1時間足ともに下向きですが、短期的に安値を切り上げており、4時間足と1時間足の中間線付近でもみ合っており、どちらに動くかはわかりにくい状況です。日足の中間線と4時間足移動平均帯上限が1.368付近にあり、1.36を上抜けるようであればこの辺りで戻り売りを考えても良さそうです。

15分足は上向きですが、移動平均帯が徐々に狭まってきており、方向感はありません。直近は4時間足中間線で上値を押さえられていますが、上抜けるようであれば、1.36あたりまでは上昇してもおかしくなさそうです。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:上
AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.62まで急上昇していますが上昇余地はまだありそうです。AUDUSDは直近の安値を更新してきましたので、下降継続と考えています。

4時間足、1時間足ともに下向きです。4時間足移動平均帯下限で反発したものに、先程割り込んだようです。0.736ブレイクアウトに乗って、ショートするのもいいかもしれませんね。戻りを待つなら1時間足中間線とダブルトップのネックラインのある0.739あたりかなと思います。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
通貨強弱

1時間足の強弱は
JPY > EUR > USD > GBP > AUD
と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。
まとめ
AUDUSD、EURUSDのショートを狙います。AUDUSDは戻りを待つなら0.739、ブレイクアウトなら0.736でショートだと思います。EURUSDは1.157を割ればさらに下げそうに見えます。
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