昨日は米ドルが買われる展開となりました。今日も主要5通貨に関しては大きな経済指標発表の予定がなく、テクニカルが効きやすい相場になりそうです。
ドルインデックス(DXY)
米ドル買いが続いています。9/3に安値を付けた後、順調に上昇しています。中間線も上抜けしており、92.8を上抜けすれば上向きに転じそうな状況です。
EURUSD
個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.40付近まで上昇しています。0.5を超えてくるようであればトレンド転換が見えてきそうですので、注目です。
日足は下向きです。1.19の水平線で頭を押さえられているように見えます。昨日の下落で中間線を若干下抜けており、下降が再開しているかもしれません。
4時間足、1時間足はともに上向きですが、日足~1時間足の中間線を下抜けしており、直近は下落の流れになっています。1時間足移動平均帯下限を下抜けるようであれば、下目線に切り替える人が増えそうです。
15分足は下向きです。もみ合っている価格帯を下抜けしたように見えます。1時間足移動平均帯下限がある1.182ぐらいまでは下げてきそうに見えます。
日足:下、4時間足:上、1時間足:上、15分足:下
USDJPY
個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.30付近まで減少しています。価格帯も直近高値付近に到達しており、まだポジション比率が下がるようであれば高値更新となりそうです。一時期に比べてボラティリティも高まっており、トレンドが発生しそうな雰囲気に見えます。
日足は上向きです。昨日は大きめの陽線となり、中間線を上抜けしています。110.66の水平線を上抜けすれば、買いやすい状況になるかなと思っています。
4時間足、1時間足はともに上向きです。 直近高値付近で上値を押さえられている状況ですが、基本は上目線だと考えています。日足と4時間足の中間線がある109.9~110.0あたりで買いたいですね。
15分足も上向きです。少し落ちてきてくれた方が買いやすいかなと考えています。15分足移動平均帯下限と1時間足移動平均帯下限、4時間足中間線が109.9~110.0あたりにあるため、このあたりまで押してくれれば買いたいと思います。
日足:上、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上
GBPUSD
個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.62まで上昇しており、少し上昇してもおかしくないように見えます。ただ、ポジション比率の上昇幅に対して、価格の下落幅が限定的で、下げづらい環境にも見えるので、売りで入るのは様子を射てからの方がいいかもしれません。
日足は上向きですが、3日連続の下落で中間線を下抜けてしまいました。ディセンディングトライアングル状になってきており、直近は1.36までのショートを狙うのが面白いかもしれません。
4時間足は上向き、1時間足は下向きとチグハグな状況です。1時間足移動平均帯下限で少しもみ合いましたが、下抜けしています。4時間足移動平均帯下限で反応して上昇するかもしれませんが、1時間足~日足の中間線が重なっている1.378まで戻れば上値が重くなりそうです。
15分足は下向きです。15分足チャートでは下降の流れが鮮明です。4時間足移動平均帯下限で反発したら、戻り売りのチャンスと捉えて売りで入っていきたいと思っています。
日足:上、4時間足:上、1時間足:下、15分足:下
AUDUSD
個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.20付近で推移しています。少し上昇しましたが、頭打ちになったという状況ではなさそうです。AUDUSDを買うならもう少し押してから買いたいと思っています。
日足は下向きです。昨日は少し大きめの陰線となり、再び中間線を下抜けしています。大きく下落する前の水準(0.732付近)を再び下抜けするなら下値を試す展開になりそうです。
4時間足、1時間足はともに上向きですが、1時間足~日足の中間線が密集している価格帯を下抜けしており、下落の流れが強そうです。短期的には1時間足移動平均帯下限を目指してきそうに見えます
15分足は下向きです。下落後にもみ合ったあと、下落を再開しているように見えます。次の節目は1時間足移動平均帯下限だと思いますので、短期的には売りの方が優勢かなと思います。中間線が密集している0.739ぐらいまで戻れば売りやすいかなと思います。
日足:下、4時間足:上、1時間足:上、15分足:下
通貨強弱
1時間足の強弱は
AUD > EUR > USD > GBP > JPY
と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。
まとめ
短期的には米ドル買いの流れが続きそうです。USDJPYの押し目買い、AUDUSD、GBPUSD、EURUSDの戻り売りが良さそうです。
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