今日も円安ドル安が続いています。今日は金曜日で大きな経済指標もあり、ポジション整理が予想されます。十分に注意してトレードしましょう。
ドルインデックス(DXY)

直近安値の92.47を大きく下抜けています。次の目標は7月末~8月初めにつけた91.8だと考えています。米国金利に注意しながら、基本は米ドル売り目線だと考えています。
EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.22まで急落しています。かなりショートに偏った状況ですので、金曜日のリバランスがあれば、EURUSDは急落する可能性があります。
日足:下、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上
USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.41まで上昇していますが、価格はあまり動いていません。USDJPYはボラティリティが出にくい状況に見えます。

4時間足、1時間足はともに上向きですが、ほぼレンジになっています。4時間足の移動平均線が18pipsの間に密集しており、1時間足の移動平均線は13pipsの範囲に集まっています。敢えて手を出すならレンジ戦略がいいかなと思います。
日足:上、4時間足:上、1時間足:上、15分足:下
GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.22まで急落しています。まだ少しは下げる余地がありますが、8月2日ごろに0.08が最低ラインだと思いますので、GBPUSDも反落の恐れがありそうです。
日足:上、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上
AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.15までずるずる下がっています。データを取り始めた5月以降で最低の水準です。金曜日ということもあり、ポジション調整が入りやすい状況ですので、AUDUSDは急落が起きた場合の対処を想定しておくべきだと思います。

15分足は上向きです。これまで述べたように金曜日でポジション調整の可能性が高いと見ていますので、買うなら押し目を待った方が安全だと考えています。15分足移動平均帯下限、もしくは4時間足中間線ぐらいまでは下げてくる可能性が十分にあると見ていますので、押し目買いの際は、上昇を確認してからの方が安全だと思います。
日足:下、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上
通貨強弱

1時間足の強弱は
AUD > EUR > GBP > USD > JPY
と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。
まとめ
ドル円以外のドルストレートはポジションの偏りが大きく、金曜日ということもありポジション調整が発生しやすい状況だと考えています。特にAUDUSDの押し目買いの際は反発上昇を確認してから入りたいです。
コメント