昨日は強弱がはっきりしない相場でした。今日は若干米ドルが買い戻されている雰囲気ですが、このまま買いが続くのかはわからない状況です。実際のチャートで確認していきましょう。
ドルインデックス(DXY)

ドルインデックス4時間足チャートです。95.5付近でのもみあいが続いていますね中間線が95.7付近まで下がってきています。ここを上抜けるようであれば、米ドルが買われてくるかもしれません。
EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.25付近で推移しています。EURUSDは高値圏での揉み合いが続いていますが、ユーロ買いが落ち着いたこともあり、高値が下がってきている雰囲気があります。下落やや優勢という状況でしょうか。

日足は下向きです。急落前の高値付近までV字回復してきました。昨日は久しぶりの陰線となり、今日もこれまでのところは陰線になっています。ユーロ買いが落ち着いてきており、直近高値を背にショートするのもありだと思います。

4時間足、1時間足ともに上向きです。現在、高値圏でレンジを形成しています。高値は少しずつ切り下がっており、若干売り優勢に見えますね。1.137~1.14に4時間足と日足の中間線があり、ここを割り込んでくれば下落しそうに見えます。
日足:下、4時間足:上、1時間足:上、15分足:下
USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.21付近で推移しています。USDJPYは上昇していますが、ロング比率はあまり変動していませんね。115.7の高値を更新したら押し目を待って買いたい状況だと思っています。

4時間足、1時間足ともに上向きです。安値切り上げ、高値切り下げの大きな三角持合いの中にいるように見えます。現座は上限付近にいるので、ここから売るのもありかもしれませんが、116.7を上抜けしたら損切しておいた方が良さそうに見えます。

15分足は上向きです。昨日は下落した後、15分足の移動平均帯下限に支えられて上昇しているように見えます。115.0~115.2に4時間足中間線、15分足移動平均帯下限、1時間足中間線が並んでおり、上値が重いようならこの辺りまで下げるかもしれませんね。
日足:上、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上
GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.50付近で推移しています。GBPUSDは押し安値を割り込んでおり、下落が再開しているような雰囲気ですね。日足も下落トレンド中ですので、売りやすい状況に見えます。
日足:下、4時間足:上、1時間足:上、15分足:下
AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.42まで急落しています。AUDUSDは上昇したものの高値を更新できず、直近の上昇トレンドラインを割り込んでいるように見えます。ショートしたい状況です。

4時間足は下、1時間足は上とチグハグな状況です。日足の中間線と0.717の水平線が重なっており、がっちり上値を押さえられている状況です。現在、ダブルトップの2つ目の山にいるようにも見えますので、0.717を背にショートするのもありだと思います。

15分足は上向きです。高値、安値の切り上げが続いていますが、安値切り上げラインを割り込んだようにも見えます。再び安値切り上げラインに戻っている動きを見せていますが、高値を更新できなければ下落するパターンに見えますので、0.714に損切を置いてショートするのもいいかもしれません。
日足:下、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上
通貨強弱

1時間足の強弱は
EUR > AUD > GBP > USD > JPY
と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。
まとめ
AUDUSDのショートを狙います。短期売買なら0.714に損切を、デイトレなら0.717の少し上に損切を置きたいですね。デイトレで0.717までナンピンするならロットを抑えめにしようと思います。
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